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| 平成18年7月17日(月) 「フィリピンは、主に中東、米国、欧州などに10万人以上の看護師を派遣している。国内には460の看護師学校があり、このうち40校は合格率0%で、23校が最低合格率8%にも達していないという」マニラ・タイムズの 記事を読んで、こんな国から派遣されて来る看護師は、みんなお水で働くことが目当ての、ろくでもない人たちだから、日本は受け入れるべきではない。 フィリピン・パブではビザが下りなくなったからといって、同じ人たちが白衣を着たところで中身は変わらないのだから 役に立たない。 人の国の患者の世話をするくらいなら、自分の国の医療をどうにかしろ。 さて、今日は久しぶりにスペイン語のレッスン。 マリアナの第一外国語がスペイン語なので、私は俄然、やる気が出てきた。 大好きなマリアナにスペイン語でメールを出す楽しみが増えた。 スペイン語の先生のバルセロナから来た博士課程のマルセラ先生が来月末に帰国してしまったら 私のスペイン語はどうなるのだろう。 ある程度のレベルにしておかないと、ロシア語と同様、ゼロに戻ってしまう。 私は本当に幸せ者。 神様はマルセラという天使を、私に遣わして下さった。 素敵な金髪女性で、海洋学の博士課程なんていう人がどうして、3ヶ月に渡ってうちに下宿することに なったのだろう。 東京には、いくらでもアパートなどあるのに。 それだけだって、すごいこと。 この機会を有効に使わなかったら、神様は私に失望なさるに違いない。 |
| 平成18年7月16日(日) 明け方3時半から生番組の撮影をして、4時に終了、送りのタクシーで、衣裳類を倉庫に入れてから汐留から戻って 来たら朝5時、お風呂入って寝たのが5時半。 それなのに、朝の8時半に電話をかけてきた人がいて、許せない。 家の電話と、携帯の両方。 なんと、母親。朝、かけるなっていうの、自分が早く起きているからといって人も起きているとは限らないと毎回 言っているのに、いつも朝早くかけてくる。 自分の母親でなければ、その番号、着信拒否登録をするところ。 ラファエロは天才なのに、自分勝手でも、奇人変人でもなく、きちんとした一般常識を持った社会人であったということを 読んで感動。 私は、奇人変人の天才をたくさん知っているけれど、常識のある天才には出会ったことがない。 構成を重視して、細かいところは、弟子にやらせる。 才能のある人々を雇って芸術の仕事をさせてあげることも、芸術家のリーダーとして大切なこと。 だから、仕事は一切断らないというその姿勢には頭が下がる。 ラファエロから学ぶことは、たくさんある。 午後から2レッスンほどして、アマゾン・ドット・コムで本の買い物。 これをするようになってから、紀伊国屋でほとんど買っていない。 紀伊国屋、サクラヤ、東急ハンズの3つが、私が新宿で一番好きなお店だったというのに。 |
| 平成18年7月15日(土) 3レッスンやった後、水のシャワーとパウダー。 塗るだけで寒くなるこのパウダーのお陰で、いたって快適。 東南アジアの人がこういうものを使っていると、以前から聞いてはいたけれど、使うのは初めて。 そうか、こういうことだったのか。 あの人たち、こうやって、暑さを凌いでいたのだ。 身体全体が冷えてくるこの感じがたまらないけれど、赤ちゃんには刺激が強すぎるから やはり汗しらずがいいかも。 フランス人女性弁護士と神楽坂のブルゴーニュで晩御飯。 夜だと同じものが3倍くらいの値段になるから、やはり昼にコースを食べに来るのが一番。 でも、たまにはいい。エスカルゴがおいしい。 店の中ではなく、夜風に吹かれながら、外のテラスで食べるのは最高。 一週間前に運命的な出会いをしたという女性弁護士のノロケ話をさんざん聞き、30代前半の高学歴の 女性が自由に恋愛をしている様を見て、嬉しく思う。 私はきれいな男が好きなの、弁護士が言った。 彼女の先月付き合っていたスイス人建築家も、とびきりきれいだった。 でも、年下の男はもう嫌、男は大人の方がいいわ、それにロマンチックだし。 さっき迎えに行った時に見せられたクンシランがプレゼントとか。 日本人の男は興味ないわ、きれいじゃないし、ロマンチックでもないから、そう言った彼女の目は キラキラしていた。 恋をし始めた時の女はこんなにきれいになる。 大久保の倉庫で衣裳を積んで、夜11時に日本テレビへ。 今回はサンバの羽根の代わりに、ラスヴェガスっぽいフィナーレ衣裳に使える背負子。 番組がサンバでなく、リンボーダンスの盛り上げだから、この方がいいかも。 ブラジルに関係ない時にやたらとサンバを使うと、ブラジル人の心象を害するかもとの私の判断。 局の担当者は、そういうこと全然考えていなくて、派手ならなんでもいいみたい。 この衣裳はきれいな人が着れば、それなりにきれいだから、色々な色、作ろうかな。 |
| 平成18年7月14日(金) レッスンの後、マリアンナとブルゴーニュにフランス料理のお昼。 心が美しい人といる時間は楽しい。 この人はアレキサンドラに紹介されて、昨年は2度しか会う機会がなかったけれど、 今年はなんのきっかけか、何度も会い、一緒に練習もできて、嬉しい。 次回は私に奢らせてと言う。 自分の耳を疑った。 ロシア人というのは、人のお財布でしか食事をしないのだと思っていたので、びっくり。 彼女の気持ちだけありがたく受け取る。 何を喋っても、発想が飛びぬけている。 多分、日本人配偶者を持つロシア人ではないからかも。 それから、お水のビザで来た人ではないということも、大きな原因。 西側のヨーロッパの男とだけ付き合ってきたこの人は、日本人の夫に縛られている元ホステスの ロシア人女性と比べて、なんと生き生きしていることだろう。 神楽坂の護国寺へ入った時、お賽銭箱の前でさっとお財布から十円玉をふたつ取り出し 私にひとつ握らせて、お賽銭させた。 ロシア人でこういう気のききかた、すごい。 私が男だったらこういう女の人を愛するだろう。 |
| 平成18年7月13日(木) レッスンの後、竹芝桟橋へ直行し、四季劇場でピーター・シェーファーの「ブラックコメディ」を見る。 四季のチラシを見て、作者スタッフはみんな固有名詞が掲載されているのに、出演者名が 一切書かれていのを見て、これでこそ作品で売る四季の商法と今更ながら感心。 出演者の固有名詞で売る上演と違い、スタッフ名だけで売る上演は、はっきり言えば、 出演者は誰でもいい。 その作品を上演する歯車のひとつになっていれば、固有名詞は構わない。 作品とスタッフが一流であれば、それで商品。 しかし、出演者の固有名詞で売る場合は、まわりが、出演者に引っ張りまわされる。 ビッグ・ネームは集客効果もあるけれど、この人でないと上演不可能なビッグ・ネーム故に 問題が起きる素地をつくっている。 私のような弱小事務所が行っているのは、もちろん、固有名詞なしの上演。 内容さえしっかりしていれば、あとは、白人何人、日本人何人の頭数でつくる。 金髪が栗毛色に変わっても、日本人にならなければ、期待されたレベルを保っていれば 問題は起こらない。 以前、この人でないとできないというレベルのものをつくってきて、上演1日前に急にその人が 入管に捕まって、急遽代役を立てるなど、最悪の事態を経験したことがあった。 出演者個人の力量に頼るのは、極めて危険なこと。 素晴らしい人物を口説く暇があったら、作品をつくることに神経を注ぐべき。 作品が良ければ、この人でなくても、上演は可能なのだという姿勢で臨んでいないと、 私のいる業界では生きられないと、つくづく感じた。 芝居の内容はともかく、日ごろから考えていたことに、回答が得られたような晴れ晴れした 気分になったのはよかった。 帰りに、外苑東通り信濃町で、ナポリに寄って、イタリアのアイスクリーム休憩。 小学生の頃から私はどれほど、このアイスクリームを愛したことだろう。 甘ったるいねっとりしたアイスクリームではなく、さっぱりしたイタリアのジェラートを早期に 生活の中に取り入れてくれた母に感謝したい。 紙に包んだ2色アイスのおいしさは格別で、日本のさえないメーカーのカップ・アイスと比べて、 イタリア人はなんて素敵な食生活をしているのだろうと子供心にも感じていた。 来月、久々にイタリアで本場のジェラートが食べられる。 イタリア料理はフランス料理と同時に洗練された文化の究極の味。 私は中華料理は、おいしくても、グロテスクだと感じる。 中華街などで、店の窓に下がっている、頭がついた、そのままの姿のあひるなどを直視できない。 鳥の足先や、豚の耳や足など、おそよ洗練からかけ離れた邪道だと思う。 人と一緒に大皿の料理をつまむこと自体、神経に障る。 日本料理のように、凝った器に入れて、一人分づつ持って来いと言いたい。 チンギスハンの制覇したユーラシアの土地では、みんな大皿になってしまった。 だから、一人分づつか確立されている日本とヨーロッパの料理の食事方法が私にはより、 洗練されているように感じる。 急いで帰って来て、夕方のレッスンに間に合わせた。 |
| 平成18年7月12日(水) レッスンの後、成田の貨物地区に別送品税関手続きをしに行く。 今回、帰国が土曜日で、安い飛行機での貨物の到着が日曜日だったから、通関手続き 帰国時にできなかった。 再度成田に行くのは面だけれど、まあ仕方がない。 ロジスティックみたいな通関業者に任せて2万円払うより、自分でやった方がいい。 あそこへ行くとなにかと勉強になる。 行く度に、建物が良くなっていく。 しかし、道路は本当に汚い。 築地の魚市場の前の歩道並み。 つまり、ガムの噛みカスが道路に無数に落ちているということ。 どうやったら、そんなにたくさんのガムがこびりつくのか。 どんな人々が出入りしているのかと言いたくなる。 魚の人たちと同じなのだろう。 いつもは、数時間の飛行の後で、疲労の極地のため、貨物地区での通関手続きを終えると そそくさとリムジンバスで帰っていたのだけれど、今日は、手ぶらで、エネルギーもあるから 千葉特産の野菜や米菓などの商品を見る心のゆとりもある。 千葉県のなんとか酪農場産のアイスクリームを食べる。 玉川大学農学部産の、世界一おいしいアイスクリームを食べ慣れてしまったから、 千葉のアイスはどうも、普通過ぎて。 この価格をつけたいなら、ハーゲンダッツくらいのこくを出さないと。 この味だと、銅考えても100円アイスクリームで、260円は無理。 千葉さんの南京豆とか使って、思い切り、オリジナリティ溢れる商品開発すればいいのに。 ところで、数日前にマレーシアの空港で、飛行機の行き先が表示された一覧表に、「ナリタ」 というのがあった。 他の便の行き先には「パリ」とか「ロンドン」と書いてある。 シャルルドゴールとか、ヒースローとかは書いていない。 それなのに、日本だけは、東京と書かないで「ナリタ」になっているのは、甚だおかしい。 ナリタでは、わからない。東京だっていうの。 マレーシア人が無知なのか、単なるミスなのか、わからないけれど、そんなものを何時間も表示していること自体が、 マレーシアがクアラルンプール空港のトイレと同じくらいのレベルであるいい証拠。 |
| 平成18年7月11日(火) レッスンの後、撮影をする。 本当はヤシの木が欲しかったけれど、まあ、こんな感じでいいかな。 ダンサーたちが大変クリエイティブで、インテリだから、どんどんアイデアを出してくれる。 今回、本当にいいメンバーに恵まれた。 マリカアンネは昨年から、ヴァレリーは今年からだけれど、この人たち、日本人配偶者のいる 白人奴隷のじゃぱゆきたちとは大違いだから、話していてもおもしろい。 やはり、自由な女は魅力がある。 ハプスブルクの皇后エリザベートがこれほど世界で愛されるのも、自由を体現していたからで 人々は、自由な精神の持ち主に自分のよりどころを見出す。 リハーサルのあと、ミヒャエルさんと、神楽坂の玄関、台所、居室壁などに、ピンクの 生のり壁紙を貼る。 なんと早いこと。 1枚貼るごとに、どんどん上達していく。 最後の1枚を貼った頃には、二人とも壁紙貼りの名人になっていた。 昨年は、全部トニーさんにやってもらっていて、私は何も手伝わなかったから こうやるのだというのがわからなかった。 自分でやってみて本当によかった。 こんなに簡単にできてしまうものなのだ。 今後はもう、プロに頼まない。 |
| 平成18年7月10日(月) フランス人科学者2名が到着。 1ヶ月の夏休みを東京で過ごす。 合気道道場へのアクセスがいいからという理由で、うちに滞在。 ありがとうございます。 合気道のフランス人がここによく滞在するけれど、以前来た誰かが、口コミしているのだろうか。 世界で一番物価の高い東京で休暇を過ごすために来日して下さる外国人こそ、 日本経済が今、一番必要としているお客様。 何十万円だかを持って来て、一気に使って、ああ、楽しかった、日本がますます好きになったと 帰って行かれるお客様は神様です。 日本に稼ぎに来て、日本のお金を持ち出す人々とは大きな違い。 文化を買いに来る方に、文化を売ることほど素晴らしいビジネスはない。 物ではなく、知識や文化を売ってこそ、一流国。 オージーと神楽坂でお寿司をしてから、ダンスのレッスン。 才能ある人を教えるのは、楽しい。 きれいで才能がある人は、バラエティで、サンバ隊なんかやらせるの絶対にやめよう。 さて、ハワイアンの新しい衣裳でモデル撮影をする。 衣裳は、何を着るかではなく、誰が着るか。それだけなのだと思う。 |
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| 平成18年7月9日(日) レッスンの後、スイカやメロン、トマト、葡萄、ニンジンなど、国粋ジュースの材料を調達。 バンコクだと、ココナツやオレンジのジュースを街頭で20バーツで簡単に購入できたけれど、 日本では、栽培した農家の方々を思いながら私がつくる。 食生活がいつの頃からか、神楽坂の芸者割烹料理とお寿司だけになってしまったので、 ジュースくらい自分で作らないとなにも作るものがない。 久々に、ソレント・ラジオをつけっぱなしで、カンツォーネ・イタリアーナの旋律に浸る。 嬉しい!!!こういうのが聞きたかった。 タイで変な旋律と、言語の歌をさんざん聞いた後のイタリア語の歌は本当に胸にしみる。 マンボ・イタリアーノの時に丁度、ドイツ人が入って来て、いいねえ、こういうのと言った。 その後、知っているカンツォーネが軒並み続き、ラジオと一緒に気持ちよく歌ったものだから 夕食の時間を過ぎてしまった。 夜8時過ぎたら決してものを口にしてはいけない、厳しい掟で暮らしているのに、うう、30分過ぎた。 モデルのダニエルなら、自分に厳しく、決して食べないけれど、私は自分に厳しくないから、 1時間以内は許容範囲と理解して、食事をしてしまう。 私はきれいにならないといけない理由があるから、それなりに意識を持とう。 意識を持たない、どんどんブスになっていく人々を多く知っている。 ところで、ブスは決して植物を育てられないということを今日、改めて思い知った。 ブスが数年物の万年青を枯らしたのだ。 2年前の夏、ドイツのヨー・クラインさんが、毎日のように心をかけて水やりをしてくれたお陰で、 元気だったあの、かわいい万年青がなんとカラカラ。ああ、なんということを。 ここに持って帰ってくればよかった。 以前、別のブスにゴムとゼラニウムの世話を頼んでいたことがあったけれど、ゴムは葉が小さく 黄色くひどい状態になり、ゼラニウムはいつまでも枯れた花をつけておくものだから、次の花が みじめったらしくなり、そこの庭がみるみるうちに色あせてきた。 思うに、ブスは、自分の姿や性格も手をかけ、心をかけることのできない人なので、まして 植物の世話などできないのだ。 ブスの共通点として、変なものを着ている、洋服から友人に至るまで持ち物のすべてが変、 格好悪いものをそのままの状態に放置して平気な神経を持つ。 だから、植物のように、本来、本能的に美を目指している存在や他人がうざったいのだと思う。 植物の世話が好きな人は、きれいなものが好きで、自分もきれいにしようと心がけていて、 部屋がかっこいいし、素敵な友人が多く、仕事でも成功している。 これはどういうことなのだろう。 ブスと植物の法則があるのだとしか思えない。 |
| 平成18年7月8日(土) 本当に疲れる帰路。 出された朝ごはんは、昨夜の最悪の夕食に輪をかけてすごいものだった。 だいたい、朝食がまずくて、一口しか食べられない航空会社が世界のどこにあるのか。 マレーだからありえるこのぱさぱさの、味のないシャケ。 半口でお終い。 私はおいしものしか、受け付けないけれど、隣の日本人の男を見たら、容器の底が見えるほど 食べている。 気の毒に、普段どういう食生活をしているのだろう。 新作は2本しかなくて、古い映画しかやっていないどうしようもない最低航空会社。 今頃「ピンク・パンサー」見るとは思わなかった。この映画は、フランス人と一緒に見たい。 帰ると、レッスン中だったので、神楽坂へ食べ物を買いに行く。 マレー航空でまずいものを出されたお陰で、お腹がすいたので、ふらふらとお寿司屋さんへ 入ってしまう。 ここのお寿司は週に2回は来る。清水の寿司博物館の10箇所のお寿司屋さんを見た後では もう、東京では食べられないだろうと当時は思っていたけれど、そんなことはない。 これは、バイカル湖のキャビアではなく、とりあえず、ボーデン湖のうそキャビアをパンに ぬって、なにくわぬ顔で朝ごはんをするのと似ている。 私がしつこく通う、神楽坂のフランス料理しかり。 フランス文化圏に行かなくても、とりあえず、近所でフランスしてしまうのは、悪いことではない。 でも、これがドイツとなると話は別。 半端に都内でドイツ料理を食べたりしない。 来月ドイツで食べるから、それまで、決して口にしない。フライド・ポテトさえ。 最初のヴィンナー・シュニッツェルには感動するだろう。 そうした新鮮な喜びを感じるためには、とりあえずとか、ともかくといったような中途半端な 獲得は、本当の喜びを半減させるだけ。 本当の喜びだけを味わうようにするこどでしか、人間は感性を磨けない。 本物を感じる感覚が鈍るようなすべての行動は害でしかない。 |
| 平成18年7月7日(金) 朝、航空貨物取扱所の秤で体重を測ったら、45キロあった。 2日前に42キロだったのに、たった2日のおいしい食事で3キロ増えたのだ。 1日1,5キロ。信じられない。長く滞在して、この調子で食べていたら、何キロになるのだろう。 私は1年に4回タイへ行っていた頃、49キロにまでなってしまったことがあったのを思い出す。 もう絶対に、死ぬまで42キロを維持する。 帰ったらトレーニングを開始。 マレー便は、朝うだうだ、ぐずぐずしていられるからいい。 ふらふらと午後2時まで、マッサージや買い物もできる。 ノースだと、朝の3時に起きて、3時半チェックアウト、4時に空港に着いて、6時に出発という強行スケジュールを こなさないといけないので、病気になってしまうこともある。 さて、なぜ私はマレーシアが嫌いかというのがよくわかった。 国の威信を賭けてつくった国際空港のトイレがあの程度。 ヨルダンのアンマン空港のトイレとどっこいどっこい、勝負つけがたい悲惨さ。 スララム・ドレスの裾たくしあげて、サンダル履きで、ああいうドボン式のトイレに入っている。 見得張って二本の高層建物建てるくらいなら、その前に空港のトイレどうにかしろと言いたい。 一般民衆がどの程度のトイレに入っているか、想像できる。 そういう最悪の衛生状態で育つ人々が清潔になるわけはなく、汚い身なり、散らかっていても無関心、 清掃概念の欠如、良識ある人々を驚愕させる不潔で趣味の悪い服装、油だらけの頭髪、 手入れされたことのない醜い皮膚、常識を逸脱した低レベルの人間関係となり、テロリストが 会議を開く時に使うくらいしか役に立たない、永遠の三流国であるのだろう。 行きはノースウェストで、その食事のひどさたるや、私はさんざん、文句を言っていたが それは、気の利いたエール・フランスやKLMなどの欧州航空会社との比較したから。 帰りのマレーシア航空の食事(と奴らは呼んでいるが)を見たら、ノースでさえ良く見えるから これ相当のレベル。 まずくて、何一つ、口に入れられない。 ノースはまずくても、文句言いながら最後まで(3口で終わる量しか配給しない)食べられるが、 マレーは、一口目でお終いになる。 味付けがへたで、日本では決してお目にかからないマレー米を真ん中にどさっとのさばる。 両側のおかずのまずいこと。 デザートでお口直しをしようとしても、デザートがなんと、葡萄パンだったりするから、デザートにならない。 私は、高島屋の地下のベルンでジョリクールの夏版を一箱仕入れてきたから、どうにか、 空腹をしのげたけれど、食べ物を持参して来なかった人はどうなるのか。 ノースウェストが満杯だったから、クアラルンプール経由。 今回のはマイレッジの無料旅行だから、文句は言わないけれど、どうせ経由するなら、 この国だけは避けたい。 |
| 平成18年7月6日(木) 起きたい時間に起きて、ごはんの後、エステへ。 ネイルやマッサージ、その他いろいろやったから、9時から4時までかかってしまい、 いやあまいった。 プラットナムからモノレールの駅、なんとかロムへ行くのは少しある。 プラットナム一帯は、どんどん発展しているから、ここにも将来、モノレールの駅ができるかな。 というのは、甘い考えだろうか。 以前はタクシーばかりだったので、モノレールには乗ったことがなかった。 でも、前回くらいから、1回の滞在で1回は乗るようになっただけでも、進歩。 東京ならこのくらいの距離のところに、3つくらい駅をつくってしまうのに。 新宿駅から四ツ谷三丁目くらいまであるのではないか。 タイムズスクエアの1階で、石鹸類をたくさん仕入れた。 私は、バスジェルとか、洗っても洗っても石鹸分が落ちないような感じで気持ちが悪くて使えないので、 石鹸が欠かせない。 新しい石鹸のパッケージを開ける時が好き。 最後まで使うのは飽きるから、まとめてくっつけて、ヌーブラを洗うのに使う。 タイムズスクエアの地下のタイスキで、バンコク・シティ・バレエのプリマや、インストラクター、 スタッフのみなさんと、ごはん。 すごいなあ、こちらにいる日本人は、タイ語を話してしまう。 私なら、こういう言葉は、学習意欲が起きないから、絶対に学べないだろう。 タイスキの後、フットマッサージ。 今日はマッサージ、2回目だけれど、こういう日があってもいい。 日本だったらこんなこと、とてもできない。 経済格差というのは素晴らしい。 でも、安い国にいかなくても、思い切り贅沢ができるようになることの方が、もっと 素晴らしいのだけれど。 お買い物の袋をたくさん抱えて、綿のように疲れて、タクシーでホテルへ。 こういう時は、もう、モノレールは使わない。 |
| 平成18年7月5日(水) 朝、体重を測ったら42キロ。あっちへ行って、こっちへ行って、様々な用事をすませる。 今回、絹の卸市場で、きれいなデザインのものをいくつか選んだ。 シルクローズは無地の同じ物しか販売していないから、退屈。 やはり、柄があったほうが、衣類が映える。 昨年のブーツが気に入ったから、同じで、ほんの少しだけ変えて、再度注文する。 中敷にクッション性の材質を敷いてもらうとか、ブーツの丈を、3センチだけ長くするとか、 足をすべらせて履いていたブーツの横にファスナーをつけてもらうとか、材質を変更するとか、 ほんの少しの変化。 でも、どんどん自分の最終的な好みに近づいていくのは、素敵なことだと思う。 靴は、気に入ったら、何度でも同じものを注文して、そのたびに、極限まで自分の足に カスタマイズしていくのがいい。 足は一番大切なものだから、もっと早く全ての靴をオーダーにしていればよかった。 かおりちゃんに教えてもらわなかったら、いまだに、ダイアナとか、カネマツのブーツなんか 我慢しながら履いていただろう。 ビッグシーで雅子さんと待ち合わせをして、MKでタイスキを食べる。 おいしい!私はこれ半年振り。今回、こんなに間が空いてしまった。 日本のシャブシャブやすきやきは、定番すぎて、遊びがないから、退屈。 タイスキは、これでもかというほど、次々に色々なアイデアが出てきておもしろい。 こんな風に楽しめるのかと、そのたびに感心させられる。 もうこれ以上一口も食べられない状態になって、さらにアイスクリームを食べてから、 王様が経営する伝統文化総合ビルの地下のマッサージに行く。 このコース、昨年暮れに、クリストファーとやったけれど、クリがひどい病気だったので、 あの時は、ハチャメチャだった。 今回、雅子さんと話しながらマッサージを受けていたのに、いつのまにか、二人ともぐっすり 寝てしまって、終わってやっと起きた。 すごく気持ちが良かった証拠。 ワールドトレードの前からホテルまでタクシーで帰るとワン・メーター、35バーツ。 今日は本当に長い一日だった。 |
| 平成18年7月4日(火) 「雪の女王」の、男の子の目の中に、雪の女王の鏡の破片が入ってしまってから、 男の子人格が冷淡に豹変してしまい、それをもとにもどそうとした少女ゲルタは、辛抱強く あらゆる努力をする。 少年カイは、絶対に元の心優しい子にもどる、そう信じていたからできた驚くべき困難な行動。 2年半の歳月を失った不肖の弟子が、ここ2週間ほどかかって、人間に戻って私に連絡を とってくれたので、「雪の女王」の話を、考えずにはいられない。 長い時間がかかったけれど、弟子は、かわいい性格に戻った。 まだ判断力を持たない若い人の人生をぼろぼろにしてしまうカルトを許さない。 私が頭巾と闘ったのも、元は「雪の女王」の話が原因。 頭巾は結局、薬事法違反で逮捕されたけれど、私にはそんなものは本当はどうでもよかった。 2年前に少女ゲルタを真剣にやっていた自分が、今思うと、遠い昔の自分のよう。 あの日々は一体なんだったのだろう。 私は、頭巾サイト管理人として、本業をほったらかしにしてまで、頭巾サイトを拡張させていた。 あのエネルギー、あれも、自分の人生のひとこまだった。 人間は、身体に自然治癒力があるのと同じように、精神にも、より良き人間になろうとする自然の力が働き、 無意識に悪を排除し、善に近づこうとするのだ。 それを人は「良心」とか、「こころ」と呼ぶ。 バンコクに着くと夜中の12時。 バイヨケ・ホテルの赤い制服のお兄さんたちや、受付のおじさんが、私を覚えていてくれた。 毎日たくさんの人を見ているのに、よく、前回1月以来ご無沙汰していたのに、いい記憶力。 バイヨケは、昨年12月のはじめはもちろん、今年の1月の半ばもまだ、エレベーターの工事が 終わらなくて、本当に苦労した。 待ち時間があまりに長いので、途中で最後の2泊、近所のホテルに替えたくらいなのに、それが 見事に完成して、移動が本当にスムースになった。 マッサージ夜中の2時までと書いてあるのに、1時半に電話をしたら、今日は12時終わったと言う。 書いてあるとおりに営業しろ。 昨夜寝ていないのに、ノースウェストの中で映画なんか見ていたから、疲労困憊。 今夜はこれで休む。 |
| 平成18年7月3日(月) ロベルトと神楽坂でフランス料理の昼ごはん。 「フレンチ・ダイニング」と「ブルゴーニュ」は月曜休みだから、「ラ・テラス」へ行った。 この地域はフランス料理の競争激戦区だから、どこも、非常に質が高い。 店構えは、芸者のお稽古場の前の「ブルゴーニュ」が断然いいのだけれど、 味は、どこも引けをとらない。 さて、こんな記事を読んだ: 「<ドイツ>W杯開催で新たなナショナリズム台頭か サッカー・ワールドカップ(W杯)が開かれているドイツで、これまでにないほど ドイツ国旗や国歌が応援に使われ、「新たなナショナリズムの台頭か」と話題を呼んでいる。 ドイツ国民はナチスの歴史から国威発揚には慎重だったが、 欧州統合も進み「ドイツも『普通の国』になった」との見方も出ている。 (毎日新聞) - 7月3日18時50分更新」 サッカーのどさくさに紛れて、ドイツが国威発揚することは、大変良いこと。 こういう機会でもない限り、こんなことは、これまでできなかった。 本当に気の毒だと思っていた。 よく今まで我慢した。 もう、遠慮することはない。 思いきり国旗を振ってほしい。 私はいつだって、ドイツの味方だ。 |
| 平成18年7月2日(日) お稽古の後、神楽坂にお寿司を食べに行くのに、自衛隊のところから、裏道を通った。 そして、理解した。 そうか、ここの道で日本国の紙幣が印刷されているのだ。 だから、紙幣の博物館があり、紙幣だか、原紙や材料運搬用の大型車両の駐車場がこんなに たくさんあるのだ。 そして、紙幣印刷工場で勤務する人々は、こんな場所にまとめて住んでいるのだ。 しかも、こういう非現実的な道を通って。 この道1本しかないから、ここを封鎖したら、完全に軟禁状態に置ける。 ヴェネツィアのムラーノ島に、ガラス職人たちを家族ごと閉じ込めて、ガラス器を製造させた あの発想といささか似ていないだろうか。 広い武家屋敷がたくさんあり、おもしろい地域。 不思議なことに、武家屋敷には、表札がない。 どこのどなたが住んでいるのだろう。 名前を隠さないといけない人たちが、所有しているのだろう。 |
| 平成18年7月1日(土) ソレント・ラジオを聴くようになって久しいけれど、サン・レモ音楽祭のカンツォーネ・ナンバーを、 サンバにアレンジして、ダーンダ・ダ・ダーンダ・ダでやっていた。 わー、なんというフュージョン、こんな音楽の楽しみをしている日本人が何人いるのだろう。 私は、18歳の時にどういうわけだか、サン・レモの優勝曲を数十年分全部、BGMで 聞きながら勉強をしていたから、優勝曲の旋律をほとんど全部知っている。 イタリアの音楽の旋律が好き。 イタリア語は美しく、料理はおいしく、人は魅力的で、芸術と温泉を愛し、素晴らしい 伝統文化があるのに、どうして、アリタリアは財政的にうまくいかないのだろう。 |
| 平成18年6月30日(金) マリアンナがナターシャを連れて来た。 マリアンナは非常に才能がある。 この人は宝石の原石だ。ただ、磨いてないだけ。 私なら磨ける。 日ごろ、石ころもたくさん見ているから、本物の宝石の原石に出会うとどきどきする。 人の才能ほど興奮させるものはない。 石ころは退屈だけれど、宝石は興味の泉。 |
| 平成18年6月29日(木) ここ数ヶ月、片付けずにいたものを順番に少しづつ片付け始める。 あれほど大切だと思った物が、数ヶ月経過するとゴミになっている。 なくてもまったく関係ない無価値なものになっている。 人間も同じ。 涙が出るほど大好きだった人のことを、まったく考えないで何ヶ月も、何年も平気で 過ごせるようになるなど、当時の自分は知るすべもない。 時だけが、傷を癒せる。 15年以上も会わなかった人が、ひょんなことから、「睦美さん、元気」なんて、連絡をくれた。 本名で私を呼ぶ人など、地球上に何人もいないのに。 その人は、ロシアの天然ガスの専門家になっていた。 私にはまったく理解できないくらい難しい仕事をしている。 その人の結婚式に行った日がいまだに思い出される。 そこは南国の美しい海岸で、引き潮の岩の上を、猫が歩いていた。 |
| 平成18年6月28日(水) 私は以前、頭巾サイトの管理人をしていて、裁判などうざったるい雑事に追われていた日々もあった。 最近、なにを思ったのか、すでに時効みたいな内容について、サイト内のどこどこを削除しろとか、 自分に関係した部分を消せとか、うるさく連絡してくる人がいるため、そういうやぶ蚊を 退治するために、いっそのこと、頭巾サイトをフランス語版にしてしまえばいいのだと気づいた。 頭巾サイトは一級の資料だから、そう簡単に消せないのよ、残念ながら。 やましいところがある人に限って、消してほしい箇所があるわけなので、今後は徐々に、 フランス語にするけれど、内容は変えない。 内容に価値があれば、書かれた言葉なんて何語でも同じ。 |
| 平成18年6月27日(火) 「なぜ、フィリピンは、XXXX何世と言うのでしょう。 日本の三郎、四郎、五郎などと同じなのですか。 王様でもないのに、何世というのは、変ですよね。 それとも、誇りを感じているのでしょうか。 うちの、マイクロソフトのフィリピン人も4世と名前についています。 古い家柄であることを示したいのでしょうか。 でも、フィリピンは、母親が15,6歳だったりすることも多いのですから、 代が多くても、期間的には、短いのではないでしょうか。 変な偏見があって、ごめんなさい」 という問いをフィリピン在住の日本人に送りましたら、 「名前の何世ですが、やはりスペインの統治が長かったせいで、 欧風の名前の付け方も真似ているのでは・・・。 これはこれでよろしいのではないでしょうか。 後、親と同じ名前で最後にジュニアってつけることも多いですよね」というお返事が返ってきた。 現在、フィリピンでは労働者が賃上げでもめているけれど、その金額たるやわずか25ペソという そういう数字。数十円の問題でこんなに大きな騒ぎになっている。 国民のほとんどが歴代大統領とそのお取り巻きの奴隷状態。 スペインが一度でも統治すると、その国は最後まで貧乏でいるといういい例。 しかも、その時代を国民が誇りに思っているから、始末に悪い。 日本は長崎出島に外国人を閉じ込めておいて本当に良かった。 |
| 平成18年6月27日(火) カナダの友人がおもしろすぎるビデオを送ってきて、大笑い、そして、沈黙、うーん。 ジョンイルの国では、幼児に一体どのような音楽、舞踊教育をしているのだろう。 顔面に笑みをいっぱい浮かべたこの子たち、これ、すごすぎ。 真ん中の子供は、才能があり過ぎ。 この年齢にしては、非常に素晴らしいリズム感をしている。 このような才能のある子どもに、こんな歌ばかり歌わせてはかわいそう。 また、振付が変で、幼稚すぎるので、この子は、才能を持て余している。 気の毒だから、こういう子供は日本が引き取って、私の恩師、平多舞踊に入門させ、それなりの環境の中で 育てたい。 または、サンクト・ペテルスブルク・バレエ団に入れるべき。 そうしないと、ジョンイル運動会のマスゲームに他の5万人の出演者と一緒に、空中回転をする群舞のコマとして 使われるだけだろう。 きっと、生まれた時から音楽的環境に恵まれた生活ができる階級の家庭の子供なのだろう。 ジョンイルが白馬にまたがって走り去る場面は、何だったのだろう。 歌詞が面白くて、大笑い。 「ブッシュの歌」ではブッシュの顔がサルに変化するので、写真よりビデオがやはりおもしろい。 国民名誉芸術家の称号でも持つ人が、こんな音楽を作曲するのだろうか。 こんなもの見たり聞いたりするの1回だけにしようと思っても、あまりのおもしろさに、何度もそのサイトに 行ってしまうだけではなく、友人にも教えてしまう。 北朝鮮だけではなく、世界中で密かなブームを呼んでいたら笑える。 アフガニスタンや中東でも、みんな聞いていたりして、は、は、は。 こういうビデオ・サイトに投稿されるビデオは誰がどうやって持って来るのだろう。 |
| 平成18年6月26日(月) 今週末にアラブへ旅立つイラク人がタイ料理屋へ招待してくれた。 バグダッド空港へ続く道は、両側と真ん中に美しい緑の並木道のある、まるで スイスかと思うような自慢の道だったのに、アメリカ軍が全部木を伐採してしまったと いう話を聞いてショックを受けた。 アメリカだったら、そういうこともやるだろうなと思う。 切るのなら、自分の国の木を切れ、人の国を砂漠にするな。 イラク人が言えないことを、代わりに言ってあげるおせっかいが必要なのだ。 バグダッドは昔、人口も少なく、ビルもあまりなく、交通量も少なく、緑が多く、回りは 農場に囲まれ、気温が低かったのに、それらがすべて反対になってしまったため、 本当に暑い都市になってしまったと、そのイラク人は嘆いていた。 この人のお陰で、10年前からどれだけ、イラクの音楽や舞踊に触れる機会をいただき、 家族ぐるみの楽しいお付き合いができたかと思うと、私は幸せだ。 しかし、また、なんだって、日本政府は、日本で生まれた子供が3人、しかも、子供の 母親は日本人で、子供もすでに上は20歳を越しているというイラク人の父親に、 3年に1回ビザの申請をさせるのだろう。 これを一生続けさせるのは、日本国民として私は恥ずかしい。 5年とか、10年とか、長いものをあげられないのだろうか。 子供がいないロシア・クラブのホステスに永住ビザを出しているというのに、子供がいる イラク人の父親に出せない理由がわからない。 東ヨーロッパから来た契約結婚のホステスたちは、実質的な結婚の実態がないから、 子供がいない人が多い。 それでなんで、永住ビザがもらえるのか。 |
| 平成18年6月25日(日) 鍾乳洞の女王からお電話がかかる。 本当に嬉しい。 「女王のサイトを見て、鍾乳洞に来たよ」、「女王なんだってね」と、いう人たちが たくさんいるそうで、よかった。 様々な外国人を鍾乳洞へ連れて行ったのもよかったと言って下さったけれど、私は本当は もっともっとお手伝いさせていただかないといけないのに、自分の雑事にかまけて、 ここのところ、とんと、鍾乳洞から遠ざかっていた。 最後に行ったのは、新宿アパートメントの昨年秋の遠足で、ジョーさんが運転、ヨン様や イタ公、ダンス・インストラクターなんかがいて、楽しかった。 7月中旬にでもバイクで行こうかな。 |
| 平成18年6月24日(土) 本番で静岡へ。 朝お城を見て、清水の寿司博物館へ行き、おいしいお寿司を食べる。 そのあと、硫黄、ナトリウム、炭酸温泉に入り、現場入り。 今回は、5名チームのうち4名を日本人のプロにしたので、踊りのレベルがある程度 保てた。 本当はもっと練習の時間がほしかった。 こういうものは、かなり早く発注を受けないと、キャスティングや、構成振付、準備の時間が なくなってしまう。 最近は、あまり、多くのダンス・ナンバーをやらずに、同じ衣裳で3曲くらいメドレーにした 構成にしているため、着替えがさほど煩わしくない。 結構広い舞台だったので、8名編成くらいでやりたかった。 でも新幹線の料金もかかるから、5名でめいっぱいなのかな。 |
| 平成18年6月23日(金) サッカーはブラジルに負けて当然だったから、残念だと思わない。 万一、奇跡が起きて勝ったら、私はさぞ気持ちが悪かっただろう。 本来手にすべきでないものを手にした時の、居心地の悪さを私は喜びとは呼ばない。 実力のある人が勝つのが当然で、世界が認める実力をつけるのが練習。 勝つことを考えるより、強くなる基本を身につけることが、日本が本来すべきこと。 早期教育の欠如の結果なのだと思う。 ニンテンドウやセガ、ソニーがある国は、少年たちが身体を使わないで家に閉じこもる不健康文化と なっているのだろう。 世界に先駆けた技術の進歩と引き換えに、私たちが失っているものは、身体を使っての運動のある生活だ。 幼稚園児にサッカーでも、なんでもいいから本格的なスポーツの訓練をやらせろと言いたい。 機械のある生活と、身体を使う運動のある生活は、両極にある。 大抵の家庭の子供は前者なのだろう。 後者は親がそういう高い意識を持っていないと成りたたない。 ゲームを買いまくる馬鹿親の家庭に限って、日本勝てなんて、サッカーの応援をしているのだろう。 そんな暇があったら、お前が筋トレでもして、日本国民レベルの体力上昇に貢献しろと言いたい。 スポーツは人がやっているのを、涼しい部屋でテレビで見るものではなくて、自分がやる側にならないと。 私は踊りをやっているから、そのことを強く感じる。 生徒で、オーデションや受験に受かるために来る人たちがいるけれど、受かるためにする練習より、 実力をつけるために来る人の方が教えがいがある。 なにかに受かるのは、実力の結果であって、受かることが目的になっては踊りが腐る。 踊りは宇宙と対話ができる神様の領域のものだから、あくまで自分の踊りを高めるために踊らないといけない。 何かに受かるのは小さな目標。 踊りを高めるのは、人生を賭けた一生の目標。 こんなに官能的な旋律はやはりイタリアの文化だから。 ソレント・ラジオの甘い調べに、連日酔いしれている。 こぶしをきかせた歌い方の時はボリュームを下げて聞こえないようにする。 日本の演歌のようなタイプも稀にあるようで、それはのどを潰して発声しているため、 私の美学に合わないから。 イタリア人には、私の嫌いな演歌みたいなことをしてほしくない。 あくまで澄んだ歌声が潮風にのっていてほしい。 そうか、今度、これらを録音してしまえばいい。 でも、次に出てくるのが何かわからないわくわくが、ラジオのおもしろいところ。 今日は予定していたフランス語が先生の風邪で延期になったから、色々雑事ができてよかった。 語学のレッスンがあると、予習、レッスン、復習とすごく時間がかかる。 こういうレッスンをもし20歳の頃やっていたら、今、もっとずっと違うレベルになっていたことだろう。 信濃町にあった上智の明泉会というところで、私は20歳の頃1年クレディフに通っていた。 植民地の現地人に教える教授法のすごさには驚嘆したけれど、あれは、あれ。 やはり私には、断然個人レッスンが合っている。 私は人と一緒にものが学べない。 自分のペースでないと学べない。 自分の学び方を身につけてきたから、このやり方が合っている。 |
| 平成18年6月22日(木) 不肖の弟子から贈られたカステラ持参で、朝から美容院。 この時間はすいていていい。 紅茶をいれてもらい、カステラで朝食。 顔のうぶ毛、糸でとるのも美容院でやったらいかがですかと提案。 採用されるといいのだけれど。 数日前から、イタリアのソッレント・ラジオをずっとかけっぱなしにして、ナポリ風の カンツオーネをノン・ストップで聞いている。 耳に馴染みのアルサン・レモ音楽祭優勝曲や、スタンダードなカンツオーネ、そして アラブ風のメロディの歌、極めつけはイタリア語のラップで、すごくいい感じに仕上がっていて 踊りのイメージがどんどん広がる。 母音が美しいイタリア語でラップをしたら、もう、英語のラップ聞けなくなる。 いつ、このチャンネルをどうやって見つけたのか全然わからないけれど、ともかく今は ずっと聞いていたい。 タヒチ放送を聞いていた頃だってあるのだから、ナポリターナでもいいと思う。 ただ、タヒチ音楽の単調さに比べ、イタリアの音楽の方が、様々なルーツを持つタイプがあり、 文化的におもしろい。 最近、ロベルト先生、日本語の試験で忙しく、イタリア語のレッスン受けてく、生のイタリア語を耳にしていないので、 ソッレント・ラジオは最高。 |
| 平成18年6月21日(水) ドイツのヨン様から、こんなお便り届いた: 「ドイツを応援してくれてありがとう。 今日ドイツは最終試合に勝って、確実上位8位以内にいる。 ドイツはワールド・サッカー(Fussballweltmeisterschaft )が始まって以来、すごい いい雰囲気に包まれている。 ここシュトゥットゥガルトゥは試合観戦に来た何千人もの人々で賑わっていて、その後 パーティーで盛り上がっている。 韓国が8位以内に入れるかどうか、まだ心配だ。 日本はこれまでの試合ともなんだかさえなかったね。 だけど、次の試合では、多分うまくいくだろうね。 元気でね。 ヨン様」 原文はドイツ語なのだけれど、ヨン様知っているのかな、日本の次に試合って 誰が相手なのか。あの、ブラジルなんデツけど。 ヨン様はドイツ生まれだけれど、純韓国式に育ったから、応援する祖国はふたつなのだなと 思った。 ヨン様がうちに下宿していた頃がなつかしい。 なにも文句を言わない人だった。 暑いも寒いも言わず、いつもありがとうと言ってくれる人だから、つい私は甘えてしまった。 ヨン様は、みんなに愛された。 フランスの大学に留学していたから、日本語も含めて5ヶ国語できる。 それもすごいレベルで。 ヨン様は西洋と東洋の英知の申し子のような人。 こういう人物を育んだシュトゥットゥガルトゥは素晴らしいところに違いない。 |
| 平成18年6月20日(火) スカンジナヴィア人と神楽坂でお昼をする。 行こうと思っていたフランス料理屋が閉まっていたので、和食にする。 いつ行っても、あの階段の路地は魅力的。 芸者さんが昼間楽器などの練習をする場所が、きつねのお稲荷さんのの左隣にあると発見。 そういえば、みなさん、ゆかた姿でお稽古に集まって来る。 神楽坂上のおかず屋さんが閉店したので、坂下の家族営業のお店へ行く。 鯵の南蛮漬けが復活していて嬉しい限り。 これで毎日朝から、頭からお魚を食べることで健康を維持できる。 スイス人の友人の息子が高校の卒業制作の課題で、日本の割烹料亭の美的センスを取り上げるとのこと。 日本人が安易に洋食に走る時に、外国人のティーンエイジャーが日本食の美に注目してくれて嬉しい。 夕方来たフランス人が言うには、今でこそ、ヨーロッパでは当たり前にじゃがいもを 食べているけれど、これは新大陸からもたらされたとのこと。 ではヨーロッパでは、その前は小麦の不作の時には何を食べていたのだろう。 北の方の人は、どうやって長い冬をしのいでいたのだろう。 じゃがいもが広がるまでは、さぞかし餓死者が続出したことだろう。 酢漬けニシンやきのこ、ライ麦や乳製品で暮らしていかれただろうか。 日本も、青木昆陽先生がさつまいもを導入するまでは、餓死者が多く出たと聞く。 うーん、お芋は偉い! |
| 平成18年6月19日(月) HPの意見頁を作成するにあたり、仏語、伊語、西語でするのが妥当という結論に達する。 英語だとすぐに人に読まれるから、つくらないにこしたことないし、 ドイツ人は仏語がわかるからドイツ語はいらない。 自分の不得意な言語で書いたほうが勉強になるから、これでいい。 日本語訳は、気が向いた時につければいいけれど、面倒だから、そのままにしているのが ほとんど。 何語で書いてあるかは問題ではない。 何が書いてあるかだ。 ショーペンハウアーがそう言っている。 |
| 平成18年6月18日(日) 日曜返上でみんなリハーサルに集まってくれた。 急に決まったショーだから、スケジュール上、今日3名、3日後に3名が分かれて リハーサルをするしかない。 5名編成のチームだから、両方に出られるのは一人しかいないことになる。 でも、毎回出ているメンバーで、すっかり勝手がわかっているからこういうことも 可能になる。 今回、外国人1名、日本人4名にしたから、こういうちゃんとしたものがつくれる。 外国人だけだと、非常に流動的な人材だから、1回ごとに積み重ねられない。 在日業界ガイジンたちは、日本の夏の暑さが始まる前に、一人、また一人と日本を 去って、しのぎやすいヨーロッパに帰り、8月の終わりか、9月の始めまで、戻って来ない。 これから、ガイジン・キャスティングが非常に難しくなる。 今回、非常にまとまりがあるのは、日本人が4名いるから。 プロの日本人が4名いると、残りの外国人1名は、借りてきた猫さんくらいいい性格になる。 ガイジンばかり多いと、言いたい放題。 下手な人や、太目やブスに限り文句が多く、性格が悪い。 私は何度、派手な喧嘩をやらかして、切ったり、ポイしたりしたことだろう。 きれいで、上手で、お金に困っていないダンサーは文句なんか言わない。 だから、私生活でもブス、貧乏、ネクラと関わってはいけないのだ。 あれらの発するマイナスのエネルギーたるやすごいもので、嫉妬心と復讐心のみを 糧に生きている。 そして、往々にして歴史の流れさえ変えてしまう。 娘道成寺も王女メディアも、嫉妬のパワーの凄さがそのまま文学作品。 嫉妬から行う行為はもちろん非常識極まり、非道徳的であり、自暴自棄で非常に醜いのみならず 往々にして、それらは犯罪的であるのが特徴。 だから、嫉妬によりブスはますます醜さに拍車がかかり、自己破壊して消滅する運命にある。 世の中をクリーンにするために、ブスが消えるのは必要なのだ。 ブスは顔の問題ではなく、心の問題なのだ。 |
| 平成18年6月17日(土) 神楽坂のおかずやさんが、今日限りでお店を閉める。 レッスンの後、最後の買出しに行く。 感無量。これからは、どうすればいいの。 神楽坂には実際には、料亭への仕出し屋が2軒あるから、ここがなくなっても、もう一軒へ 行けばいいのだけれど、鰯の南蛮漬けがあるのは、ここだけ。 もう一軒は、鯵のがあったにもかかわらず、南蛮漬け自体をやめてしまった。 南蛮漬けを毎日数匹規則的に食べるようになってからというもの、身体の調子がよく、 爪が割れるようなことは一切なくなった。 以前は、よく割れて困っていた。 結び昆布なんかも、お正月でもなくても、毎日食べている。 私は、非常に古典的な食生活を送っていると思う。 家では、神楽坂料亭そのもの。 よくも飽きもせずにと思うけれど、半端に、スパゲッティや、カレーを食べたりしない。 スパゲッティは、イタリアへ行ったら、とびきりおいしいアルデンテを食べようと思っているから 自分でそんなものを作って食べたりしない。 とりあえずなんていうものを食べてしまったら、本当に味わうべき時に味わえなくなる。 だから、私はいわゆる中途半端な洋食なんていらない。 本物しかほしくないから、家では神楽坂芸者ハウスで徹する。 ライフ・スタイルこそ、究極の芸術だから、私はライフのアーチストでありたい。 |
| 平成18年6月16日(金) 昨日の夜見たヴォルフガングさんの「南ドイツの音楽」のサイトをつくる。 もともとファンだったけれど、ますますファンになってしまった。 こういう素晴らしい芸術家だけだといいのだけれど、私がいる業界なんか、パフォーミング・アートを 飯の種にしか考えていない経済難民ガイジンが多くいるのは、考えもの。 今日は、外国人ダンサーのわがままに困ってしまった。 絶対数が少ないからそういうことになる。 しかも、以前いた西側の上手な人たちがみんないなくなったから、余計そうなる。 入管法と外人芸能界は密接な関係にある。 人々は気付いているのだろうか、その実態に。 |
| 平成18年6月15日(木) フランクフルトのファビアンさんが、今日は、仕事をしないで、ドルトムントまで 車を飛ばして、ドイツ、ポーランドの試合を観戦すると言っていた。 地元民は、そういうことができるからいい。 私はいつもドイツの味方だと伝えた。 この組み合わせは政治色が強すぎるから、まずいなと私は最初からピンときた。 こういう時は、差しさわりのない相手と対戦させるに限る。 あと4時間起きていられないから、ファビアンさん私の分まで、見て来てほしい。 フランクフルトは、外国人観光客が一杯で、すごい雰囲気だろう。 日本でも開催したいものだ。今度は、一国で。 日本は共同開催する必要がない。 ところで、今日のフィリピン・ニュースに、「昨年は51件の脱獄事件が起き、141人の囚人が 脱走している。 フィリピンの刑務所は、粗末な施設、看守の買収、劣悪な状況からしばしば脱獄事件が起き、 世界で最も脱走しやすい刑務所と言われている」と書いてあり、こんなすごい国に住んでいる人たちが いるということに愕然とする。 それと比較したら、図書館つきの日本の外国人も収容する府中刑務所はホテル並だ。 それでも、国全体が刑務所のキタチョーより数段まし。 |
| 平成18年6月14日(水) バンコクのかおりちゃんからメールが来て、 「タイはどんどん買ってどんどん捨てる暮らし、ごみの分別収集もなくて、 使い終わった乾電池も一緒に捨てます。 一番びっくりするのは、食べ終わったラーメンの汁をビニールの袋に入れてゴミ箱に 捨てるのです。 タイ人いわく、下水管が詰まって汚いからというのですが、そうなのでしょうか?」 と書いてあった。 ゴミに対する意識が、先進国の先進国たるゆえんだなとつくづく感じる。 いくら高層ビルをたくさん建てても、ゴミ行政もまともにできない東南アジアの国は、 決して日本にはなれない。 だから、中国があと何年でドイツに追いつき、その後日本に追いつくなどと言っても、 国の程度は経済だけで見るわけではないから、中国は日本にも、ましてドイツの道徳や 文化程度にはなれない。 スカンジナビア人が、京都のおみやげの、いちご生八ツ橋を持って来てくれた。 いつ頃から、そんなものができたのだろう。 いちご大福より先なのか、後なのか、それが知りたい。 |
| 平成18年6月13日(火) 2つあったエアコンをはずして、破棄して、新しいのをひとつだけ設置する。 その分、出外機の設置面積が減ったので、植物を置ける。 今の計画としては、ゴムの枝を40センチほど切って、増やそうかと思う。 ゴムは、育てる人によって、全然違うものになる。 私は、ゴムの木を直接植える場所を手に入れるまで、頑張らないといけない。 神楽坂の庭は、1本木を枯らしたので、怖くてなかなか植えられない。 今の季節なら、多分問題はないのだろうけれど。 根が張りすぎると後々困るかもしれないから、鉢に植えたまま植えようかな。 スペイン語の先生が、門前仲町で、いろいろおもしろいおかずを買ってきてくれたので レッスンの後、しいたけご飯と一緒にいただく。 ごはんは、マッシュルームと一緒に焚いた数日前の方がおいしかった。 204号室の浴室にタイルを貼り始めた。 なぜと聞かれたら、ローマ帝国では水回りにモザイク・タイルが貼ってあったと答えるしかない。 浴室タイル・シリーズ弟三作目となる。 |
| 平成18年6月12日(月) インストラクターが風邪をひいたので私がレッスンを担当。 日本人のプーが、上京して、一泊千円のゲストハウスに、10名くらい一緒に ひとつの部屋で住むなんていうことがあるなど、想像もしなかった。 昔は、お金を貯めてからでないと、引越しなんかしなかったのに、今では、そういう 行き当たりばったりな生活スタイルでも、全然平気で会社勤めなんかしてしまうのだと いうことを、今日初めて知った。 |
| 平成18年6月11日(日) 昼前からレッスン。 これがなかったら、起きないだろう。 けじめのある生活をするためにも、ダンスのレッスンの予約を11時に入れるのは 非常に良いこと。 雨降りで嬉しい。 他の家の植物に水をやらなくて済むのが一番助かる。 ここの植物は、雨の日でも、ベランダのラティス柵のため、雨がほとんどかからないから 水遣りをする。 蔓植物が、柵を覆ってきて、おもしろくなってきた。 |
| 平成18年6月10日(土) 神楽坂の食べ物を用意して、ドイツの温泉旅行会議をする。 今度行きたいところは、ヨード硫黄温泉、塩湯、7世紀から愛されている療養治癒の湯、 そして125年前から行われている泥土浴。 一般的なところはつまらない。 日本人がまだ行ったことのないところしか、興味がない。 最初の日本人になるのでないと、行く意味がない。 旅行ガイドに載っていない場所だけ価値がある。 |
| 平成18年6月9日(金) ベルヒテスガーデンの山頂に建つヒットラーの山荘「鷹の巣」は、英語版で言っていることを、 ドイツ語版で、自国民ドイツ人に知らせていない。 これは非常におもしろい現象だ。 完全な情報操作が行われている。 口にするのも恐ろしいその名前を記載していない。 幸いなことにドイツ人はみんな英語を理解するから、英語版を読めば、その山荘内で ヒットラーがお茶を楽しんだみたいなことがわかるわけだけれど、通常、母国語のサイトが あれば、わざわざ外国語版にまで、目を通さない。 外国人でも、本当に正しく説明されているか、眉につばをつけて、ご丁寧にも比べて 読んでいる人は少ないと思うから、通常は、このこと自体問題にはならないのだろう。 それほどまで神経質に自国民の目に情報を触れさせず、しかも、英語とドイツ語の 説明文の分量自体は同じにしてウェブサイトの体裁を保っているのはあっぱれ。 ドイツ人にとっては、まだよほどのタブーなのだと思うけれど、直接被害をあびていない 外国人は気にせず、観光スポットのひとつくらいに考えて気楽に山歩きをして訪れるのだと思う。 これこそ、すごい観光スポットだということを、ドイツ観光局は気づいているのだろうか。 多分気づいているのだろうけれど、手も足も出ないというのが、本音か。 私たち外国人が、草の根で、宣伝してあげるしかないのかも。 |
| 平成18年6月8日(木) 英国はいつから国旗を変えたのか。 変えたはずはない。 外務省のホームページではいつものあれ。 なぜ、イギリスだけ自分の国旗でないものを使用するのか。 北アイルランドを放棄して、規模を縮小したとはとんと聞いていない。 理由が知りたい。 マイナーが国がたくさん出場しているため、国旗を見ただけでは、どこの国か わからないのがいくつもあった。 終わるまでに国旗を首都を覚えるようにしたい。 小学校の時からそうだったけれど、アフリカの国旗は覚えられない。 せっかく覚えても、数年経てば、なくなっているような国なら、覚えても無駄だと 子供心にも思ったのかもしれない。 サッカーは貧乏人のスポーツと聞いていたのに、どうして、ヨーロッパは強いのだろう。 中国が入っていないのがせめてもの救い。 |
| 平成18年6月7日(水) 朝有楽町で日本テレビ「らじカルッ」でサンバ・ダンサーを入れる。 チーム名「ボンジーヤ」。 踊りの場面が少なくて、実際は「ドイツ大食いW杯」なんていう番組で唖然。 ダンサーにドイツ・ソ−セージを食べさせたから、もううちでは仕事しないと怒るのでは ないかとヒヤヒヤ。 ダンサーには踊り以外のことをやらせると、あとでフォローが大変だから、上手な ダンサーには純粋に踊りのことだけをやらせるのがベスト。 反対に、下手なダンサーやブス、太目は、バラエティでも平気でやり、業界ズレしていて 練習しないから、踊りがどんどん下手になる。 スペイン語のレッスンで、二人称敬称の動詞変化が、三人称をとるというのを今日始めて 発見し、その発想に唖然。 イタリアやフランスで女性名詞、ドイツで中性名詞の自動車がスペインへ行くとどうして 男性名詞になるのか、非常に疑問。 歴史的に見て、どの時点で、そうなったのか興味がある。 まあ、でも、ドイツ語でも、ワーゲンという男性名詞を使っていたのに、最近はほとんどアウトとしか 言わなくなって中性ということがあるわけだから、スペイン語でも変遷があったはず。 毎日語学のレッスンがあると、予習、復習の時間がまったくなくなるから、予定を詰めて しまうと、消化不良で大変なことになる。 ほどほどにしないと、仕事をする時間もない。 私はお稽古事だけする人生を送りたい。 |
| 平成18年6月6日(火) 韓国人がルードヴィッヒ2世のお城の見えるマリア橋の欄干にマジックインキでハングル語の いたずら書きをした、あの許しがたい野蛮な行為を全世界に知らせるため、今日は、それを フランス語にした。 ルードヴィッヒ2世及び、ドイツを誹謗する者は私が許さない。 韓国政府に正式謝罪を要求する運動にまで持って行く。 |
| 平成18年6月5日(月) 大正明治の美術史が専門の博士課程終了のオーストラリア人が引越して来た。 私はこういう人物を非常に尊敬する。 現在、なにかというとすぐに、理系や経済など、お金儲けになることしか勉強しない 傾向にある中で、こういった、なんの飯のたねにもならないようなことに、自分の人生を 賭けている人を見ると嬉しくなる。 「うーん、この縄目は・・・・」などという、普通の人からしたら、どうでもいいことに、日々 真剣に取り組んでいた父の姿は美しかったら、私がこの美術史研究家が気に入った。 神楽坂の料亭風のお店にお昼を食べに行ったら、飾ってある陶器を見て、「これとこれは、 中国の陶器。5つの色を用いて色付けをしてある、ほら、見てごらん、1,2,3,4,5色 あるよ」と嬉しそうに説明してくれる。 ニューヨークのグッゲンハイム美術館で、日本美術のこの時代の専門家を捜しているようで、 そこからもお声がかかっているとのこと。 是非、日本美術のすごさを、世界の人々に紹介するために、活躍してほしい。 もうけるための勉強をするように勧められなかったということは、きっと、お坊ちゃんで 育ったのだろう。物腰が静かだ。 神楽坂に最適の住民。 帰りに神楽坂で、いつものようにおかずを買って帰った。 行く度に、好きになるのが神楽坂。 |
| 平成18年6月4日(日) なにぬねちゃんが、久しぶりに来て、薬王寺町のお掃除をしてくれる。 今時の大学1年生で、こんなにさわやかで、すっぴんで、生き生きしていて、明るく、素直で かわいい女の子が、この子以外、どこにいるというのだ。 なにぬねちゃんの一言一言は、天使の話す言葉のようで、空気を浄化させる。 美しさというのは、人間性から滲み出ているもの。 醜さも同様。 中間の人というのはいなくて、人はどちらかの人にしかならないというのが、最近つとにわかったきたこと。 ところで、いつか、鼠女について書こうと思うけれど、鼠女がが姿を消したとたん、鼠も姿を消した。 つまり、その女は、鼠が人間の姿をして人間のふりをして暮らしていた「ウェコ」だったのだ。 普通なら、必死になって鼠を捕獲しようとやっきになるのに、その女は、決してそうならなかった。 それどころか、わざとドジをして、鼠を逃がしたり、鼠用の毒薬も、使用せずに、保管しているだけで、 後にそっと破棄したりしていた。 着ている物は、ねずみ色のタートルネックのセーターで、いつ洗っているのか、誰も知らないが、常に それを身につけていた。 そのタートルネックのセーター自体が鼠女の身体の一部だから、それを脱げなかったのだ。 一度、鼠女の洋服ダンスを一瞬見る機会があった。 濃いネズミ色、薄いネズミ色、黒、茶色の衣類しかなかった。 その時は、おや、ずいぶん、地味な趣味の洋服だことと思ったけれど、今、思い返すと、それらは、 女の洋服なのではなくて、鼠女の毛皮だったのだろうと思う。 そういけば、クマネズミ色、イエネズミ色、ノネズミ色など、いずれも、鼠女の正体にふさわしい色だったから。 私はその時、とっさに、あーら、いやだ、どうして、こんなにお地味なの、もっと、パーッと、赤とか、黄色とか ブルーとかそういう原色着ないのと言ったのだが、その時、鼠女の眼に、一瞬、敵意のようなものが、 光ったのを私は覚えている。 鼠女は、現在、下水のところに、他の鼠の仲間と一緒に住んでいる。 暗いところに長年居住していたために、極度の近視になって、今どき流行らない牛乳瓶の底のような 分厚いメガネをかけている。 コンタクトレンズにすればと、勧めたが、頑固として聞かず、メガネに固執していた。 アイロンパーマで無理に伸ばしたくしゃくしゃの黒い毛は、シャンプーを頻繁に行わないため、油でてかてか していた。 鼠女が通り過ぎるだけで、廊下や階段にうっすらと、黒い汚れがついた。 それを落とすには、白いスポンジ激落ち君で、何度もこするしかなかった。 鼠女は、人間の男を求めたが、人間の男は、本能的に鼠女を避けるため、鼠女は常に孤独であった。 |
| 平成18年6月3日(土) スペイン語の3回目のレッスン。 ローマから距離が離れているせいか、ラテン語文法のきまりが、これでもかというほど 失われているので、簡単だ。 イタリア語はお膝元だから、それでも精一杯守っているものが多くあるけれど、 イベリア半島まで行ってしまうと、複数は全部Sだし、定冠詞や人称代名詞も、 非常に単純化されて、これなら、植民地で原住民がすぐに馴染むだろうなと想像する。 ロシアに植民地にされるのと、スペインに植民地にされるのと、どちらを選ぶかと いったら、私は、言語の単純さからスペインを選ぶ。 フランソワ・コッペが中国揚子江の水質汚染について、おもしろい発言をしてきた。 中国人にその水を飲ませるというのは、良い考えなので、熱烈歓迎。 危なくて自分が口にできないような川がある国でオリンピックをするのは、どうかと思う。 オリンピックは常に運動、健康、平和が一体になっているから、そのコンセプトに薄い国で 開催すると、オリンピックの格そのものにかかわってくる。 今まで開催した中で一番最低だったのは1987年だかのソXX大会で、それと同等レベルの ところで行うよりは、ある一定の水準が保てる国々で持ち回りにしたいところ。 北京で行うくらいなら、アルバニアのチラナとか、マダガスカルのタナナリブの方がいい。 |
| ろうちゃんのお墓に久しぶりにお参りする。 新宿1丁目で近いから、心の中ではしょっちゅうお参りしていた。 ろうちゃんは、10年前にイラク人実業家に紹介された。 自分の世界を確立するというのはこういう人のことを言うのだろう。 胃癌だと知っていたら、あんなに色々な場所に食べ放題をしに行かなかったのに。 私たちは、アラブ料理や、アジア・エスニック料理の食べ放題に散々出かけた。 本当に知らなかった。 ろうちゃんが、「マリカさん、パソコン買いましょう、パンフレット持って来ました、 一緒にサクラヤへ行きましょう、セッティングしますよ」と、うるさいほど、パソコンのことを 言わなかったら、当時私はパソコンを導入していなかったかもしれない。 うちの業界で一番早く入れたのは、モデルのクレイグ・フレーザーだった。 テクノロジーに目覚めたクレイグは、4畳半を真ん中で仕切ってスタートした東京ライフを 原宿の二階建て一軒家をまるまる借り切るところまで、ほんの3年でやってみせた。 一度、ろうちゃん、クレイグと一緒に、原宿で食べ放題をしてから、クレイグの家を 訪ねたことがあった。 この二人が私のパソコンの先生。 |
| 平成18年6月1日(木) 鶴見から叔母の家まで始めて運転するので、皆目わからないなと思ったら、なんと 叔父が入院していた病院が目の前にあるではないか。 全然予定していなかったのに、気がついたら、なぜか、そこに来ていた。 そして、叔父が「むっちゃん、よく新宿から原付で来たね、北寺尾のお家まで、連れてって あげようね」と横を一緒に飛んでいる。 声まで聞こえたのは、私が叔父のことを考え、涙を流したからだろう。 死者は、私たちが考えた時に、反応して私たちを助けてくれる。 そんなわけで、無事到着し、叔母やかおりちゃんのおねえさんのようこちゃんとお寿司の お昼をいただく。楽しいひととき。 横浜まで原付を走らせ、同じくかなり早く到着したダンサーと、ギャラクシー という乗り物に乗ってしまう。 みなとみらいの乗り物なんでどうせ、ちゃっちいのではという考えは瞬時に 吹っ飛んだ。 「キャー、こわーい、キャリーちゃーん、海に落ちる、落ちる!!!」 思いっきりこんな叫び声を上げながら、ショーの前に思いっきり、発散してしまう。 こんな事務所あるのかという楽しいはじまり。パンパシフィックで、ハワイアンと サンバのショー。 今回は、はじめてケアリー・レイシェルの曲で「小船の踊り」をオープニングで やったので、いつものハワイアンに新しい味が加わった。 上演後、ハイル・ヒットラー君と、馬車道で台湾料理を食べる。 おいしい。フカヒレのスープは絶品。 耳寄りな情報を入手する。 ヒットラー君に言わせると、ベルリンの日本大使館の建物は、ヒットラーから贈られたもので、 建築家の丹下氏が、外装をいじろうとしたら、「これは、歴史的な第三帝国様式ですので 改装は認めない」とドイツ政府から言われたそうな。 歴史的な「第三帝国様式」は、そのうち、建築美術史に記載されるようになるかもしれない。 ルードヴィッヒだってその時代の人々にしてみれば、国家財政を省みず、無謀な建築に より国家を財政難に導いた指導力のない王だったが、今では、英雄で、カリスマで、 王の手がけた建築は一番の観光資源ではないか。 アドルフだってそのような評価をされる時が来ないとは限らない。 |
| 平成18年5月31日(水) 朝から読売ガーデニングがベランダを撮影する。 最近、多忙を極めているため、ここ数ヶ月全然ガーデニングなることをしていなかったから、 状態はいまいちかも。 ゴムを1本ベランダから持ち出してしまったし、以前のベランダの写真のように、オシロイバナが 咲いているわけではない。 これが黄色の花をつけ始めると、かなりボリュームがつく。 今回は、この季節なので、こんなものだけれど、まあ、いいかしら。 これでも、この辺では、一番きれいなベランダ。 私のは道を行く人に見せるためのベランダだから、内側はまさに楽屋。 それでいい。 見せるためのもののために、とことん心をかける。 これは、見せるためのもの、これは人に見せないものと、きちんと分けているからこそ、美は美で ありえる。 見せるものも見せないものも、全部いっしょくたにして、すべてを半端なかたちで見せている人のなんと 魅力のないこと。 見せないものは徹底的に見せないようにしていることで、美は際立って見えるのだ。 それは、舞台の袖幕の内側で、照明の当たっている舞台での上演にじっと、目を凝らしていた 幼稚園、小学校の時に徹底的に叩き込まれた。 「ルードヴィッヒ2世」の中でヴァーグナーの「タンホイザー」みたいな場面があると 思っていた部分が、実は、ベートーヴェンの「第九」のパロディだと気がついた。 メロディ・ラインのほとんどが、「第九」241小節で、249小節も上手くアレンジして ちゃんと使っている。 これは、あっぱれというしかない。 ベートーヴェンが万一、耳が聞こえて、「ルードヴィッヒ2世」のこの部分を聞いたら、 何と言うだろう。 苦笑するに違いない。 ヴァーグナーなら大声を上げて笑い出すだろう。 こういう想像をするのは、本当に楽しい。 明日は本番だから、録音しないと。 |
| 平成18年5月30日(火) 本当に素晴らしいサーバー会社、たくさん迷惑メールが来ると文句を言ったら、なにを どうやったのか知らないけれど、ほとんど迷惑メールが来なくなった。 これはすごい。 1月頃は1日百通以上迷惑メールで、用件のメールを捜すのに苦労したけれど、今は まったく問題ない。 当時は、中国語、ハングル、ドイツ語、イタリア語、もちろん英語と日本語のメールが どっさり来ていた。 これもたくさん迷惑メールが来て、困ったからこそで、迷惑メールに感謝したい。 どんな嫌なことが起きても、私の場合、それは、なぜかすべて次に来る素敵なことへの 準備にやきっかけになる。 だから、変なこと、嫌なことは大歓迎。 そういうことがなにもないと、退屈するから、平穏だと自分で闘いの材料を見つけてしまうくらい。 さて、私はあまりにもルードヴィッヒ2世の音楽のテーマが好きなため、原付バイクに 乗る時に、この歌の練習をしながら乗っている。 家で雑文を書いている時は、そのCDに合わせて歌っているけれど、ヤン・アマンの声量が あまりにすごく、肺活量が根本的に違うため、のばしていられなくて、私はズルして 途中でブレスなんか入れながら歌っている。 そういうシロウトくさいことをする楽しみは本当に素敵な時間。 こういう素晴らしい音楽のジャンルがあるというのに、やれ英語の歌や、へたくそな日本の 歌だなんだを聴いている人たちは、さぞかし、耳の機能が低下しているに違いない。 ドイツ語の美しさは歌で証明される。 特に四部合唱で合唱で天国を再現できる。 インドシナなんかのアジアのへんな言語でも、四部合唱なんかできるのだろうか。 気の毒にも音が抜けてしまうような言語を日頃使用していたら、決してヴァーグナー風の 音楽で歌う喜びはないだろう。 私はヨーロッパ言語でない国に生まれたことをひどく悔いていたが、アジア大陸言語でなかった だけでも、十分に感謝しないといけないということを理解した。 響きから言うと、気の毒なアジア言語と比較して日本語はいい方ではないか。 日本語を国語として生まれ育ったことは、かえって良かったと思う。 中の人より、違う言語体系を持つ外から見たほうがインドゲルマン語が見えるのではと 思う今日この頃。 |
| 平成18年5月29日(月) 神様は今日の夕方のスペイン語のレッスンに合わせて、マチネの宝塚の演目を スペイン戦争にして下さった。 私はこれを、偶然とは呼ばない。神様の御心だと思う。 勉強のため月一回宝塚に足を運ぶ私は、このチケット自体は2ヶ月ほど前から 内容を知らずに予約していた。 ベルリンでオリンピック「民族の祭典」が開催された同じ年に、バルセロナでオリンピックが 予定されていたとは知らなかった。 私は多くのドイツ愛好者の例に漏れず、レニ・リーフェンシュタールの大ファンで、政治的な 意図を抜きに、「民族の祭典」がこれでもかと見せる健康美が大好きだ。 意識を持って鍛えられた人間の身体は、無意識に放置されている崩れた身体と比較すると 天と地の差があり、前者は、まさに、ゲルマンの神々や、英雄ジークフリートの再来なのだ。 バルセロナで当時開催されるはずだったオリンピックに参加するためにやって来た、外国の 競技選手たちが、オリンピアーデという一団を結成して、帰国せずにバルセロナ市民の ために、銃を手にして闘ったという事実を知り、少なからずショックを受けた。 そして、なぜ、1992年のあの時、バルセロナがあれほどまでに、オリンピック色一色に 塗られ、カタルーニャの旗だけが街中になびき、て一種異様な興奮に包まれていたのか 今、理解できた。 そうか、彼らにとって、あのオリンピックは、失われたバルセロナ・オリンピックの再来だったのだ。 義勇兵となったオリンピアーデの元選手たちは、なぜ、それほどまでに、バルセロナの 市民と共に自分の運命を共にしようとしたのだろう。 結局は、ファシズムのフランコに敗北している。 現在のオリンピックなら、外国人選手たちが、帰国せず、市民と一緒に銃を手にその国の 政治運動、市民戦争に参加するなどということはありえないと思う。 オリンピアーデ義勇軍は、それほど昔のことではなく、わずか90年前のことなのだ。 午後の時間をスペインに捧げられた大変有意義な一日を過ごした。 今週のハワイ・ショーのレイも調達し、準備万端。 オフィス・マリカの場合は、混乱極まる衣裳倉庫から捜すより、新たに買った方が、早い。 今年初物のスイカを食べた。 まだ、5月だから、しゃりしゃりして瓜のようなのかと思っていたら、けっこう甘くていける。 |
| 平成18年5月28日(日) 今日は、リハーサルの後、東京プリンスホテルで、サンバを仕込む。 ウェディングのこういうイベントは、ともかく若くて活きのいい金髪をブッキングするに限る。 ブラジルにこんな人いるわけないのだけれど、クリーンで品が良くてという企業イメージに ぴったりするから、これでいい。 プリンスのタワーの地下になんとボーリングがあり、びっくり。 そんなところにあるの、誰か知っている人いるのだろうか。 私はボーリングは、伊豆七島の利島で10年も前にやった時以来、一度も触っていない。 ところで、フランソワ・コッペが中国について書いてきた。おもしろい。 この人は実に文章が上手い。 いずれ大作家になるだろう。才能に溢れている人の文章を読むのはスリリングだ。 |
| 平成18年5月27日(土) 朝の9時からスペイン語のレッスン。 時間が早すぎ。 わお、でも、楽しい。これは、いける。 スペイン語で書いたものはほとんど意味がわかるけれど、自分でゼロから スペイン語を書くと、スペリングと文法のミスばかり。 でも、イタリア語とフランス語をうまく組み合わせると、なんとか文章になるから それをマルセラ先生から、細かく解説して直してもらう。 この時期、バルセロナから博士過程の人がうちに滞在してくれていることを本当に 嬉しく思い、神様に感謝する。 神様はいつも私が必要としている人を私の元に遣わして、私を喜ばせて下さる。 神様に感謝を表すには、一生懸命に勉強して成果を見せることだけだ。 嬉しいことは夕方も起こり、スウェーデンの天使が、お団子を持って訪ねて来てくれた。 スウェーデンのサウナとフィンランドのサウナの違いを講義してくれて、本当に 勉強になった。 本当は神楽坂へ食べに行く約束をしていたのだけれど、雨が降っているから、 神楽坂で買った芸者の割烹へ仕出しする店から調達した物をここで食べた。 素晴らしい時間を過ごせた。 私はひとつ誇れるものがあるとすれば、世界から来た、美しく素敵な人々に常に 囲まれているということだろう。 わざわざ捜したりしているわけではないのに、どういうわけか、そういう人々が私のところへ 来るのが不思議。 そして、長いお友達づきあいをしてくれる。 私は心の醜い人からは心底嫌われているけれど、美しい人たちから愛されている。 世の中には美しい人の方が多いから、私が幸せな毎日を送れることをことあるごとに、 神様に感謝している。 |
| 平成18年5月26日(金) 朝から弁護士の先生のところへ行き、いろいろお叱りを受け、帰ってくるなり、 タイ政府派遣の東大生が来た。 日本での研究を終了後、本国の大学で教鞭をとるのだという。 さて、私は昨日のドイツの温泉で、ここ数ヶ月のポジティブなエネルギーを全部 使い切ってしまった。 3階のドイツ君はドイツ君で、ここ12日間滞在していた彼女が昨日ドイツへ帰国してしまい、 お互いに抜け殻のようになって夕方再会した。 抜け殻でもドイツのチョコレートをたくさん持ってきてくれる心の余裕があり、私を喜ばせた。 ここ数日間、というより、準備期間を入れると数ヶ月の疾風怒濤時期については、 一緒に計画をしたことも多く、お互いに身体が疲れてしまっていたけれど、それが、 非常に心地良い疲れなものだから、実にいい表情をしている。 私は今度は、執筆に専念して、どんどんドイツの温泉をつきつめていきたい。 「水の力を知っていた人が医者だった」ということは、メソポタミアの温泉を調べた時に 出てきた言葉だけれど、私は、水の力を知っていることで、どれだけ、自分の生活が 快適であるかここ数年、実感している。 まず、自分の思うように、ストレッチができ、どんどん関節の柔軟性が増している。 肌が水分を含んでみずみずしくなった。 寝不足でも、水お湯の力で、身体が「蘇生」して、新品に戻す。 数日前から始めた水温20度のシャワーを湯船の温浴の間に数度に渡り、また仕上げに 行うことで、すでに20度が冷たいと思わない身体に変身している。 冬に一度も風邪をしかなかったのは、昨年数ヶ月にわたり、この方法をしたからだと 十分実感しているから、今年も、秋の声を聞いて、寒さが感じられるようになるまで ずっと続けようと思う。 明日は第一回目のスペイン語のレッスン。 予習をしようと思ったけれど、これを最初の3行だけ、フランス語からスペイン語にして、 あとは、眠くてやめてしまった。 先生と一緒にやってもらおう。ねまけものの私。 でも、今回だけは許してもらおう。 これから、ほとんど毎日1回、フランス語か、イタリア語か、スペイン語のレッスンが 入るように、スケジュールを組んでいる。 今まで、温泉の勉強が忙しくて、ここ数日ラテン系の語学をしていないから、本当に楽しみ。 ドイツ語は執筆の資料だから、勉強とか仕事や生活の言語だけれど、ラテン系の言語は、 趣味だから楽しくていい。 |
| 平成18年5月25日(木) 今日はこんなことをしてきた。 「ドイツの温泉」。 |
| 平成18年5月24日(水) メソポタミアから、ドイツの現代まで、温泉の歴史の講義原稿を何度も読み返す。 画像のCDを作ったり、BGMに「ルードヴィッヒ2」を録音したり。 ここ数ヶ月私が心をかけてきたことが明日本番を迎える。 「ドイツの温泉」に直接関係しないことは、おまけのような生活だった。 |
| 平成18年5月23日(火) ヴァーグナーの「タインホイザー」のテーマは何度聴いても心を酔わせるけれど、 明らかにヴァーグナーを意識して作曲された「ルードヴィヒ2」の中のナンバーにも そのようなものがある。 これでもか、これでもかと、音のシャワーが降り注ぎ、悲しみや憂い、すべてを 洗い流し、精神を清めてくれる神様の音楽。 フルオーケストラにして、四分合唱の迫力。 多くの人々の才能と技量がその瞬間に一丸となってつくり出す世界の素晴らしさは なにものにも替えがく、麻薬のように人を酔わせる。 あまりのことに、私はたびたび音楽を止めないとならない。 精神が高揚して、勉強に身が入らなくなる。 イタリア人と一緒にこれを聴いた時など、イタリア人は、「わあ、いかにもドイツ的な ドイツの音楽だ、イタリア人はこんなものは到底つくらない!」と叫び声を上げていた。 彼の耳には、あくまでイタリア・オペラのアリア風の旋律や演奏方法が心地よいとのこと。 私は、それはそれ、これはこれで、両方いける。 私は普段いいものを聴いているから、アコースティックは邪道に聞こえるし、下等な 音楽に耐えられない。 世の中に下らない音楽が氾濫しているのは、ひとえに本物の芸術作品に出会ったことがない人々が 多いからだと推測する。 哀れな人々よ、彼らは濁流の中に飲まれていく。 ヴァーグナー風の音楽を聴くと、ツァラツストラのような気持ちになってくる。 ドイツが好きで本当によかった。 多くの幸福がドイツを通して私に訪れる。 ドイツと出会わなかったら、私の人生はどれだけ違ったものになっていたことか。 |
| 平成18年5月22日(月) フランス人のオリヴィアちゃんがまた来てくれた。 昨年より10キロやせて、すごくかっこよくなっている。 今の男がスポーツ系で、顔も身体もすごくきれいなのだという。 昨年の男は、日本人の女に取られたから、別の男にした。 なんでも、ハイハイ言うことを聞く弱い日本人の女になびくくらいの男なんかに未練はない。 今度の男は、自分の意見をはっきり述べる意思の強い私が好きなのだから、今、自分は 最高に幸せ。 オリヴィアちゃんの気持ち、すごくよくわかる。 馬鹿女と一緒にいて心地よいくらいの馬鹿男なんか、さっさとポイしても、私は平気、 他の女じゃ飽き足らない、強い私と一緒にいたいというレベルの男なのよ、彼はと オリヴィアちゃん。 好きだなあ、オリヴィアちゃん。 こういうタイプの女の人、すごく魅力的。 去年の彼女より数段素敵になったのは、いい男を選んだせい。 変な男と一緒にいる女は、ブスでかっこ悪く、相乗効果でどんどんみっともなくなる。 変な女は変な男がつくる。 変な男には、じゃぱゆきが最適。 自分を高めてくれるいい男に出会った女が勝ち。 そういう女だけがどんどんきれいになる。 |
| 平成18年5月21日(日) 神楽坂に食べ物を買いに行かない日を1日くらいつくろう。 私は食べ物が必要だから買いに行くのではなく、神楽坂で買うのが 好きだから行くだけで、食べ物がどんどん増えてしまい、数日前のものが まだたくさん冷蔵庫に入っている。 物を貯め過ぎないように、少し小ぶりの冷蔵庫にしたのに、それでも、いつから あるのか不明な食べ物が増えてくる。 だから、入れ替わり立ち代りやって来る人に、食べてもらう。 この癖は食べ物にとどまらない。 私は自分の行動を改めないとならないのかもしれない。 洋服も、自分のデザインの服をシルクの店でオーダーメイドするのが好きなだけで 着るのは本当にわずか。 一度も手を通していないドレスとか、本当に邪魔臭いのもある。 それでも、お店に行って作るのが好きなため、また、なにか注文してしまう。 絵の具箱をひっくりかえしたように、色々な色の洋服があるけれど、きれいな色の 中でまだ持っていない色はなんだろうと、次の洋服の色を考えてしまう。 今度は何色にしよう、ブルーなら、ターコイスも、ダークも、エメラルドもあるから、 今度はスカイ・ブルーにしようといった具合で、隙間の色を求めて、色彩の 魔術を楽しみたいから、自然と増えていく。 増えたら、ごそっと、1円オークションに出す。 自分用にカスタマイズされたものしか手を通さないようになってから、ふらっと 街に出て、洋服を見るようなことがなくなった。 非常に無駄な時間の使い方だと思うけれど、昔はそういうことよくやった。 万人向けにつくられた粗悪品には興味がない。 自分にふさわしい物と人とだけ見ていたい。 |
| 平成18年5月20日(土) レッスンの後、神楽坂へ食べ物の買出しに。 ドイツのパン屋は、朝7時半から夜8時半までやっていると判明。 神楽坂に引越したい。 そして、毎朝出来立てのパンを買いに行きたい。 ペーターさんが、シュトゥットゥガルト産のドイツ・ワインを下さった。 開けるのは、今月末までお預け。 私は変身魔術師をやっているわけだけれど、最近「ブス論」というテーマについて 深く考えている。 ブス(男も含めて)の法則というのを発見した。 ブスには法則があるのだ。 ブスがこちら側に来ることは一切なく、ブスは永遠にあちら側で生きる。 なぜかというと、ブスには、こちら側へ来るアクセスがないからだ。 ブスは人並み異常の嫉妬心を持っているから、自分以上の存在がとかく目障りだ。 それで、自分と同等かそれ以下の人とだけいるから、自分のレベルが上がることは 一切なく、その水準たるや、どこまでも奈落の果てへ落ちて行く。 ブスはブスといると気が休まるけれど、こちら側が羨ましくて仕方ないから、常に こちら側が気になり、チェックを怠らない。 反対に、こちら側に生きている人は、ブスが何をしようと一切興味がない。 存在さえ考えたことがない。 ブスはたまに、間違ってこちら側の人と接触でもしようものなら、舞い上がって喜ぶけれど、 こちら側にとっては、単にうっとうしくて仕方がないだけなのに、それを理解していない。 ブスについては、ドイツの温泉が終わったら、ゆっくりやってみようかな。 ドイツの温泉は、ブスと反対に、美の追求の最も洗練された方法のひとつなのだと 理解している。 美を追求するために要求されるものは、単にお金ではなくて、文化と人格だから、 ドイツの温泉はモーレツにおもしろいということになるのだけれど、夏、もう一回ドイツへ 行って来ようかな。見ないといけないものがあるから。 |
| 平成18年5月19日(金) 今日は勉強が忙しく、古代ギリシアにドップリ浸かっていた。 私は22歳の時に、古代ギリシア語をわずか3ヶ月坊主であきらめてしまった。 せめて1年続けていたら、今もっと助かっていただろう。 一見とうてい役に立ちそうもないような言語であっても、心の財産になったのだ。 ギリシア語起源の単語は、ドイツ語でも英語でも私は一目置くことにしている。 ギリシア語は美しい。 クレオパトラがアレキサンドリアの宮廷で話した言葉なのだ。 それにひきかえ、世界には、音も汚く、その存在もうさんくさく、その地方以外では さして重要でない言語がなんとたくさんあることか。 本当に気の毒なことだと思うが、そういう言語の国に生まれなかったことを 感謝している。 インドシナとかのみじめったらしい響きを聞いたら、永遠の貧乏人でも無理はないと 納得する。 フレデリックというフランス人が引越して来た。 文化的先進国の人はいつでも歓迎。 |
| 平成18年5月18日(木) 朝から温泉の勉強をしていると、イラク人が電話をかけてきて、今夜四ツ谷で上演される ベリーダンスのショーに招待するとのこと。気分転換に踊りを見に出かける。 最近は、来週の温泉講座の準備で、ドイツから帰って以来、映画や公演ひとつ見ていない。 そこのお店はパキスタン人がやっていて、小錦を宣伝に起用しハワイ料理なんかもまぜたり、 韓国、インド、タイの料理も混ざっている商売上手で、必ずしもイスラム圏の料理というわけではない。 種類が多いから、誰でも行かれるし、場所は麹町で一等地だから、パキもなかなかやるわい。 このパキの関連店舗が都内で数軒あるとのこと。 お決まりの定番たいくつメニューの日本人も見習うといい。 ここで出されるミネラル・ウォーターはアラブ首長国連邦産ので、マサフィ・ブランドで、日本がアラブから 水を輸入しているとは、知らなかった。(輸入販売元に確かめたら、330ミリリットルで100円、かなり高い) ただ、ラムのリブステーキのマッシュポテトが手抜きで、インスタントであることは一目瞭然。 私はまずいものは食べられないから、残した。 これが、神楽坂のフランス料理屋ならじゃがいもからつくり、たっぷりのバターを入れる。 パキとフランスの違い。 普段まずいものに慣れた舌が料理すると、そこそこのものしかできない。 ベリーダンスは、個人の表現力と技量をこれでもか、これでもかと見せるので、もう いいかげんにしろと言いたくなるジャンルの踊りだと思う。 恍惚となって踊るから、自己満足のフラメンコと相通じるところがあり、人と合わせない、 理性の片鱗もないということが、観客を退屈させる原因なのかもしれない。 それから、このジャンルの踊りは、男性の目を楽しませるために女性が媚びるような 目つきで踊っているのも、時代錯誤で、まともな女のやる行為ではない。 それなら男も踊れと言いたい。 その点、他のダンス・ジャンルの方が、フェアである。 男が自分の肢体をさらけ出して男や女の観客の前で踊って、拍手を得るという行為が 行われていないあの社会は、国際基準から逸脱している。 異常な文化環境であると言わざるを得ない。 だから、まともな女はベリーダンスなどやるべきではない。 あのようなヘタうまダンスは、男に相手にされないもてない女のやることで、 あのダンスが育った環境も、尋常を逸していて、現在の社会環境にそぐわない。 失われてもいいジャンルだと思う。 群舞や、作品構成が行われた時に初めて芸術舞踊として残れるのであり、現在の ままでは、ただの出し物で、私は退屈で仕方ない。 ただ、このイラク人の友人から、家族のアップデートされた情報などいろいろ聞きたかったから 会ったので、踊りはおまけ。 息子たち、きちんと学校に通うようになっていると聞いて一安心。 馬鹿な母親の影響でロックなどアメリカの音楽一辺倒だった息子が、イラクの弦楽器と 日本の琴に興味を持ち、大学の勉強の傍ら、著名な演奏家について特訓しはじめた、 自分の文化に目覚めて嬉しいと語る友人の誇らしげな笑顔が嬉しかった。 |
| 平成18年5月17日(水) 20歳のスウェーデン人の男の子が来て、ここで踊ってくれた。 小学生から8年間、おかあさんにすすめられてバレエやジャズを習ったとここと。 そういう話を聞くと本当に嬉しくなる。 半年雪に埋もれたストックホルムの小学生が、バレエを習いに行く。 昼でも暗い、雪の道を、踊るために歩いて行く。 私はこいうの、たまらなく感動する。 日本人の生徒は雪が降ろうものなら、休む口実にするけれど、北欧の子供が お稽古事に通うのは本当に大変なこのなのだと想像する。 友人は、そのまま踊りを続けて、現在、モダン・バレエの男性舞踊手として有名な 振付家の元で踊っているとのこと。 文化は素晴らし。そういう話、いくらでも聞きたい。 いい人に出会った。 |
| 平成18年5月16日(火) 初代玉川学園の学長、小原邦芳先生が礼拝堂でおっしゃったことを今朝、急に 思い出した。私は12歳だった。 「字引」を引いたら、その前と後の項目も同時に読みなさい、私たちは毎週礼拝で 英語の聖書朗読があったから、語学の勉強に関しておっしゃったのだと思う。 私は百科事典と大の仲良しで、20年くらい平凡社の世界大百事典の世話に なっていたけれど、5年くらい前に処分してしまった。 その頃からウェブの世界大百科とかに乗り換えたわけだけれど、どうしても未だに 馴染めない。 線を引きながら項目を読む癖のある私は、自分がなにも記入できないと、読んだ気がしない。 小原先生のおっしゃったところの「前と後ろの項目」というものが存在しないから、 今開いている項目の関連事項しか読み進められない。 私が百科事典の大親友だった頃、1日に3項目くらい読んで、項目のメモを毎日とっていた。 数年続いた。 関連する事項をどんどん読み進むこともあれば、前や後ろの全然関係ない、 たまたまその時生まれてはじめて目にする項目も、ついでに同時に読んだ。 そうすることで、新しい世界を発見し、勉強の楽しみを満喫した。 父が何種類も百科事典を揃えていた人だったので、疑問があればいつでも 百科事典で調べて、回答を得るように教えられた。 ウェブで調べれば日々更新される最新情報に接することができるのだろうけれど、 調べる楽しみが減ったような気がする。 それは私が紙の本がすごく好きだからなのかもしれない。 |
| 平成18年5月15日(月) 面倒なのでずっと放っておいた外貨を見たら、昨年11月より1ドル18円も ニュージーランドドルが下がっている。 試しに少ししか買わなかったからいいようなもの、こんなものたくさん買ったら とんでもないことになっていた。 当時上がりすぎていたのが、かえって不自然だったのだ。 こんなことを毎日やっている人もいるのだろう。 当時たくさんユーロを買っておいた人はさぞかし喜んでいることか。 昨日オーデションに来た新顔のダンサーをチームに入れて、今日は昼から リハーサル。 非常に覚えが早く、他のダンサーにもいい刺激になる。 2つの仕事のメンバーにしたので、すでにキャスティングしているダンサーを2人 降ろした。 踊りは決して質を妥協できないから、へたくそはどんどん降ろすに限る。 上演のたびに、1回限りの契約をするからこれができる。 カンパニーにすると甘えが出るから、非常なまでにも質の向上に忠実であることで 良いステージをプロデュースしていかないといけないと、改めて再確認。 今日は夕方2時間昼寝をして、夜、勉強。 |
| 平成18年5月14日(日) ペーターさんが来週ドイツへ帰るので、送別会を兼ねて、母の日のお祝い会食をする。 ドイツ人2名、フランス人1名、母、そして私。 ここの家はいつも人が大勢いて、落ち着かないから来るのが嫌、他の人がいるなら 来ないとだだをこねていた母だが、日本語が通じる相手だと別に問題ないようだ。 飲み物は、日本が世界に誇る炭酸飲料ラムネにした。 これは、将軍の時代からすでに日本にあり、コカコーラ・ボトラーズがそれを 真似してスプライトを造ったために、日本は厳重に抗議をしていると冗談を言ったら 本気にして、ペーターさんはおみやげにと開封前のラムネを持って帰る。 あの瓶の構造は、飛行機の中に入れて、気圧が変わっても爆発しないのだろうか。 まさか。ペットボトルや免税品の飲料の瓶が平気なら、ラムネも平気なはず。 みんなが帰った後、倉庫へ行って、衣裳を運ぶ。 邪魔なサンバが減ってせいせいしている。 ハワイアンの衣裳がなんなく見つかった。 早い着替えの作戦を考えている。 ハワイの時にすでにサンバのビキニを下に着て、首からレイを何重にも下げていたら、 これでもいけるかもしれない。 踊るより、着替える方が大変なわけだから、なるべく着替えのストレスを軽減して ダンサーを踊りに集中させたい。 次の場面、着替え間に合うかばかり気にすると、前の場面、そこそこで引っ込んで 着替えはじめてしまうから、これまでのオフィス・マリカのショーは、衣裳が多いだけに 着替えでのミスが気になった。 ゴムをとめる暇がなかったため帽子が落ちる、ウエストをきちんと閉めずに来たから ハワイワンのスカートがずり落ちる、ブラの紐の長さを調整していないので、ブラが 上がってしまい胸が見える、ビキニのパンティを履かずにアンダーだけで登場してしまった、 靴の留め金をしていないため、靴が脱げて途中から裸足で踊ったなど、数え上げれば きりがない。 今回は曲数を少なくしているから上手くいくだろう。 |
| 平成18年5月13日(土) 家の中に花園を造ってしまおうとして、9軒幅の鏡の前にずらっと花瓶や鉢を並べる。 カーネーション、ボタン、マーガレット、百合、ガーベラ、トポス、名前のわからないなんとか という観葉植物。けっこういける。 スケルトン・ブルーのグラスに挿したり、ちょっとおしゃれな感じで、明日の母の日の お祝いの用意はこれでOK。 あとは、神楽坂に料理を買いに行くだけ。 最近、芸者のいる料亭に出す仕出し屋さんから食品を買っているので、食事が本当に 伝統的。 こんな古風な食事をしている人は珍しいのではないか。 「細雪」のピーナッツ豆腐のお通しでごはんを食べ始め、高野豆腐、鯵の南蛮漬け、 フキやたけのこの煮物、しいたけこんぶ、揚げ茄子の味噌仕込みなどで、ごはんを 1杯もしくは1杯半食べる。 ビタミンは、生野菜はサラダを買うか、得意の元祖国粋ジュースですませる。 どこの家より伝統文化が根付いていている食生活もいい。 ただし、ドイツ人が来ると、とたんにドイツ・パンとハム、ソーセージ、チーズの 典型的ドイツの食卓になる。 混ぜると半端になり、透明度が落ちるから、極端に徹している方が美しいものになる。 ツァラトゥストラがあの純粋な人格を保てたのは、山奥深く入っていたからで、 都会の喧騒の中にいては、そうはならないから、ひたすら人を避けることが大切だ。 そうしないと、自分の仕事は完成しない。 ところで、 スケルトン・ブルーの素敵なワイングラスが割れていた。 若干一名、花にいたずらした人が倒して割ったようだ。 犯人の見当はついている。 私よりきれいなものが私は嫌いなの、だから、倒しただけ。 何か文句ありますかと言いたげな涼しい目で遠くを見ているきれいな女の子が 木彫りの象の上にきちんと前足を揃えて座っていたい。 私はあの子は叱れない。 |
| 平成18年5月12日(金) プラスのエネルギーを持つ人と交流している人は、相乗効果で、エネルギー指数が 倍増されるから、素敵な人というのは、益々素敵になる。 ところが、マイナスのエネルギーも同様に相乗効果により倍増されるから、心の汚れた人は 加速度的に人格が崩れてくる。 だからこそ、自分のまわりにいる人は、絶対にプラスのエネルギーの人だけにすべきで そうしていないと、自分を高められないどころか、自分を奈落の底に落とすことになる。 私は驚くべきことに最初から素晴らしい人々の中にいることができた。 そして、神様がご用意して下さった様々な場所で、更に新しい方たちと出会うことが できた。 ところが、自分の幸福に気がつかず、時として、自分の人生の中で何度か、何を血迷ったか マイナスのエネルギーを持つ人と関わったことで煮え湯を飲んだ。 人の存在自体から発するエネルギーを瞬時に察知してそれに反応することを学ぶこと それが人生なのかもしれない。 地球の発展を考える時、その国があるだけで地球全体に悪影響を及ぼす、または、何の プラスにもならない国があるわけで、旧約聖書の時代だと、大洪水でいい具合に 滅びたりしたものだ。 アフリカのエイズもある意味、その国全体を滅ぼすために神様がご用意されたのかもしれない。 だから、国民の2割が感染したら、諸外国はもう放置して神の御手に委ねた方がいい。 モヘンジョダロも、ミノスも完璧に消滅してしまい、その後、悠久の時を経て 新たに次の文明が起こったわけだから、半島やアフリカは援助をしないで、放置したらどうだろう。 |
| 平成18年5月11日(木) 久しぶりに山手通りを走り、どんどん道が拡張されているのを目の当たりにした。 拡張された道路は、店舗がなくて住宅だらけで、とてもつまらない。 そんなに広い幹線道路の際にマンションなんか建てて、騒音や、廃棄ガス被害が出るでしょうと言いたい。 音楽家xxxx氏のマネージャーと会い、xxxx氏は全然練習をしないと聞いた。 それでいいのだと思う。 xxxx氏は今、自分の中にすでに蓄えている音楽を醸造しながら、ここぞという時に 演奏というかたちで、全開にしているから、演奏が本当に素晴らしいのだと思う。 ここまでに至るのに、xxxx氏は、血のにじむような練習を早い段階で積んできたのだ。 練習をし過ぎると、本番の感動が薄くなる。 だから、私たちは、本番で使用する曲をかけすぎたりはしない。 聞きたくてしかたがない状況にもっていって、その曲をかけた時に本当に気持ちよく 踊れるようにするために、リハーサルをやりすぎると、感動が鈍る。 でも、リハーサルを何度もしないと間違えるくらいのレベルの人の場合は、当然 リハーサルが必要。 でも、あるレベルに達した表現者の場合、同じ曲を30回練習するより、しないでイメージ・ トレーニングと、身体の基本訓練だけにして、本番のただ1回に賭けた方がいいものになる。 ハレとケの差をはっきりさせたライフ・スタイルが芸術家の表現をシャープにする。 フランス人の弁護士に通算12回習ったフランス語も今日が最後。 ドイツの温泉講座の準備と、先生の一時帰国で半月中断。 今月末からは、パリから来たオリヴィエ先生のレッスンを受けることになっている。 語学は、ともかく続けていないとだめ。 最近、資料がドイツ語だから、ドイツ語はよく使うとしても、あれほど夢中になっていた イタリア語を1ヶ月もレッスンしていない。 けれど、激しく忘れているとは思えない。 フランス語をする時に、イタリア語ならこうなるだろうなと、語尾などいつも 自分で考えながらやっているから、さほど低下していないはず。 言語は文化で、その民族の思考回路を理解する手がかりになるから、モーレツに おもしろい。 今日なんか、フランス人の弁護士がシャルマーニュを何度もフランスの王だとか言って、 首都の場所もフランスの領土内みたいな口調だったけれど、私なんか、やはり、 カール大帝は西ローマ帝国皇帝で、首都のアーヘンは現在のドイツだから、この王の 言語は、フランス語よりモーレツにドイツ語に近い中間言語だったと察する。 名詞の性などは、どちらを取っていたのだろう、興味深い問題。 フランス人は水を女性だと思っているのに、ドイツ人は中性だと思っているけれど、 カール大帝は、水を指す時、ラテン系か、ゲルマン系かどちらの言語だったのか、 知りたいことが山とある。 フランス人の弁護士のお陰で、私は、簡潔なフランス語の表現を多く学んだ。 これまでの私の書き方は、単語の数が多いだけで、的確性を欠いていたと反省。 何度も同じことを繰り返すのは、頭の悪い証拠と、どんどん切り捨て、簡単明瞭に すると、行き着くところ、日本の短歌のような文になる。 弁護士の書く文章とは、そういうものなのかもしれない。 昨年、さんざん、弁護士に書いてもらった人権擁護法案についてのサイトがシャープ なように、私は今後自分の文章を研ぎ澄ましていきたい。 私は、スリ人による日本人被害者の会のサイトをやっているが、スリ人から何度も 抗議のメールをもらった。 今日も1通来て、「謝罪を要求する」とか書いてあり、大笑い。 半島と発想が似ている。第三世界は、嫉妬深くて、すぐキレるいという共通点がある。 もし、私が嘘を書いているのなら、謝るが、書いてあることで、真実でないことがあるなら 具体的にその箇所を指摘するがいい。 私は、「頭巾サイト」というのをやっていて、モスリxや、泥棒団体からさんざん、謝罪を要求するとか、 サイトをおろせとか、いやがらせメールとか、迷惑電話とか来たから、 そういう、とんちんかんな要求や嫌がらせには慣れている。 それらの嫌がらせがかえって私のエネルギーとなって、頭巾を告訴し、頭巾は最終的に逮捕された。 正しいことを公に言うと、真実なだけに、必ず憤慨する人が出てくるけれど、言った私を非難するより、 言われるようなことをしたスリの側が大人になれば、もう日本人被害者は生まれないはず。 ヨーロッパ人と比べて、第三世界人は非常に幼稚で、不必要に憤慨するけれど、そういう メンタリティーがますます国力を弱めて、一流国から相手にされず、永遠の第三世界に、甘んじているのだろう。 人がもっと、クールにならないと。 人が変われば、国もまともになるだろう。 なってくれなくて、私はぜんぜん構わない。 |
| 平成18年5月10日(水) 神楽坂の「ブルゴーニュ」でジョーとフランス料理のお昼。 スフレもパテも、素晴らしく、こんなにおいしいものがあるのに、今までしょっちゅう 新宿で食べ放題していた自分たちが信じられないわよねなんていう話をする。 ジョーも、神楽坂の異文化共存の魅力にどっぷり浸かってしまっていて、 私よりたくさん飲食店や素敵なお店を知っている。 昨日に引き続き私は、神楽坂からの帰り、ドイツパン屋で買ったオレンジの皮入り くるみパンをかじりながら、原付を運転した。 信号で止まるごとに、一口づつ噛み切って、次の信号までに食べるのだ。 神楽坂から市谷台町までの距離で、20センチくらいの細身のドイツパンを1本 食べ終わる。こんな楽しいことができるのもスクーターだから。 神楽坂の親父と娘がやっている食料品店でおかずを買う。 「高野豆腐、おいしかったわよ、また下さい」、「はり、ありがとうございます」、この会話が 楽しいから私はそこへ足を運ぶ。 伊勢丹のデパ地下を離れて久しいけれど、時給いくらで雇われている人たちが販売している デパ地下では決して味わえない素晴らしい交流が神楽坂の店にはある。 おいしいと言われたその嬉しさを心の栄養に、この親父さんは、明日も早起きして、 お惣菜づくりをするのだ。 この親父さんを嬉しがらせて、どんどんおいしいものを作ってもらおう。 お陰で私は、最近料理を作ったことがない。 神楽坂で食べるか、神楽坂で買ってくるかどちらかしかない。 極端だけれど、ファンというものはみんな極端。 好きとは、そういうことなのだ。 それに関わっていたくてたまらない気持ちを好きという。 さあ、今日も、ドイツ温泉の資料づくり頑張ろう。 今日は雑用が多かったから、夕食後からしか開始できない。 |
| 平成18年5月9日(火) 温かい塩の水が溢れ出る美しいドイツの街が、戦時中野戦病院になったり、 建築様式の素晴らしい多くの邸宅を戦後アメリカに撤収された悲しい町の歴史を読んでいて 伊勢丹デパートの建物がアメリカ軍に撤収されたという話を祖母から聞いたことを 思い出した。 ドイツの悲しみは自分の悲しみと、私は朝の5時まで涙して読んでいた。 ドイツのことは、人事と思えず、自分の問題として捉えてしまい、そんなこんなで なかなか感情を殺して資料が読めない。 私は最も研究者から遠い種類の人間。 研究対象を愛しているから、とんでもない発言をしてしまう。 私はお稽古の時、ウド・ユルゲンスなんかかけて、なつかしのメロディで踊っている。 この人は、フランク・シナトラのようになりたかったのだと思うけれど、やはり、顔や ヘアスタイルに問題があるのだと思う。 それから、奇をてらった表現、若者に受けようとするあまり、安易に流される 選曲。 レッスンする時はそれでも、そういうのでもまあ、大丈夫だけれど、勉強しようとする時に ウド・ユルゲンスなんかかけると、歌詞があまりに北島三郎で、集中力がなくなるので、 格調高く「ルーヴィヒ2世」をかけている。 それも、自分の好きな曲だけをカスタマイズして並べて録音しているので、出だしは 王の弟オットーが、普仏戦争で負傷して、「戦争と平和、お前は僕の弟」と二人で抱き合って 悲痛な表情で歌うナンバーになっている。 家庭教師が歌ううるさい歌などはもちろん削除している。 私は、地声から裏声に何度も変わりながら歌っている歌には、洋の東西を問わず 我慢がならず、どっちかいいかげんにしろと言いたくなる。 これは、歌っている本人の問題ではなく、変な音程に設定して書いた人の責任。 変調すれば聞けると思う。 |
| 平成18年5月8日(月) ヴィタミーネ・ボンベとドイツ人が冗談で呼ぶ私の「国粋ジュース」のせいもあり、私は身体がものすごく 調子いいから、今、トレーニングが非常にはかどる。 この季節、どんどん筋が伸びていくのを感じながらレッスンする時の快感。 お風呂に朝からバスクリンを大量に入れて入っている。 シャワーは、なるべく水にして、6月1日から4ヶ月、昨年と同様、水だけにしようと思う。 だから私はこの冬、ただの一度も風邪をひかなかった。 水のシャワーとお湯のお風呂、これが私の健康に欠かせない。 レッスンに来ている20代の男の体力のないこと、甚だしい。 腹筋は弱いし、身体は硬く、背筋もなく、これは末恐ろしい。 食べてまずいような筋肉質の身体にしようと決心しないと、人間の身体はどんどんお豆腐になる。 最高に充実して私が人生の日々を送っている時に、風邪なんてひいている人を見ると、本当に 気の毒になる。 分けてあげたい、この生命力。 |
| 平成18年5月7日(日) ヨーロッパの温泉の歴史を調べていておもしろいことにつきあたる。 古代ローマでやっていたことを、千年以上経ったヨーロッパがまだその水準に 達していなくて、人の生活の衛生水準が原始時代時代波に戻ったのは興味深い。 古代ローマの水準に達するのに2千年かけている。 インド・バングラディッシュのモヘンジョダロに達するのに、あそこは何年 かけた(まだかけている?)のだろう。 文明は常に進んでいくのではなく、急激にあるいはゆるく戻りながら場所を変え、 人を変え、暦だけ進んでいく。 今日はレッスンもリハーサルもなく、掃除も、神楽坂でのお食事も、ドイツ音楽の パーティーに行くのもとりやめたから、すごくはかどった。 かけがえのない1日だった。 |
| 平成18年5月6日(土) ドイツの写真をアップしていて、私は、自分がなんて幸福なのだろうとつくづく感じた。 これらの写真があるのも、私のわがままを聞いてしかも、それを楽しいと感じてくれる かけがえのないお友達のお陰。 私は一人では何もできないのに、素晴らしいお友達がいてくれたからこれらの写真がある。< |