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書は余白の芸術 相田みつを美術館 1ここ 
アノネ がんばんなくてもいいから
具体的に動くことだね
新しい門出をする者には
新しい道が開かれる
あなたにめぐりあえて
ほんとうによかった
ひとりでもいいこころから
そういってくれるひとがあれば
七転八倒 つまづいたり
ころんだりするほうが
自然なんだな
人間だもの
無為不待
人里はなれた
谷間の百合の花は
誰にも見てもらえないのですが
少しのかけひきもなく
精一杯の美しさで咲きます
このような純粋な行為を
佛教では というそうです
厳冬
樹木が余分なものを捨てる季節 が
孤独に輝く季節
樹木が黙って根を張る
そして一年の中で
樹木が最も充実する季節
道は一本単純でまっ直がいい何かを欲しがると
欲しがったところが曲がる
道は一本まっすぐがいい
ともかく具体的に動いてごらん
具体的に動けば
くるいしことだってあるさ
人間だもの まようときだってあるさ
凡夫だもの
あやまちだってあるさおれだもの
自分が自分にならないでだれが自分になる
あなたがあなたにたらないでだれがあなたに
なってくれる
日日是好日
ふっても てっても
日日是好日
ないても 笑っても
きょうが一番いい日
わたしの一生の中の
大事な一日だから
うばい合えば足らぬ
わけ合えばあまる
一とは原点
一とは自分
ボロは最初に見せておけ
そうすればいつでも
天下太平だ
根さえしっかりしていれば枝葉は
どんなにゆれたっていいじゃないか
風にまかせておけばいい
以前から行きたいと思っていて、最終日の午後になってしまいました。
相田みつを先生のおことばが、私を待っていて下さったように思います。
今の私に一番必要なおことばをいただいて、私は、美術館の中で、何度も涙を拭いて
鼻をかみました。
人としゃべりながら見たら、伝わるものも伝わらなくなります。
精神を集中して、先生の世界に完全に入り込み、自分の心が、相田みつを先生の
おことばと直に接した時、すごいインスピレーションが心と体を走ります。
これらのおことばのうちいくつかは、先生がまさに私のために書いておいて下さった
のではないかしたと思うような感動を覚えるのです。
先生の信奉者は、皆このように感じているのでしょうね。
まだ、お若かったですよね、60代でお亡くなりになられて。
こういうふうに、テキストの活字で説明しても、だめなのですよね、相田みつを先生の芸術は。
先生の世界は、まさに、先生がご自分でお書きになられたあの筆の運びを目で見ることで
味わう感動の文なのです。
書道と文学の調和がとれた芸術作品。
美術館に足を運ぶことでしか、得られない感動を多くの方に味わっていただきたいです。
平成16年2月19日