落ちこぼれ考 お稽古について 連絡先メール


こういうお稽古の人は上達しない

お稽古を受ける日にちが不定期で、
次にいつ来るかは、神のみぞ知るという人。
やらなくて当たり前モードが浸み込んでいますから、
やったところで、浸透せず、退化するのみです。
その反対に、やることが当たり前になっている人は、
身体が自然に肯定的に反応するため、
どんどん上達します。
たとえば、受講料が30回分しかなかったとします。
どの人が一番たくさん上達すると思いますか。
1)30日間
毎日続けてやった人。
2)
毎週一回で、30週来た人。
3)30カ月かけて、
毎月一回受講した人。

答えはもちろん
1)の人です。
ものすごい速さで上達します。
2)は1)ほどではありませんが、
そこそこ上達しますが、情報摂取量は
1)に劣ります。
しかし、仕事をするなど社会人をしていると、
このパターンが良いでしょう。
3)は、やってもほとんど変わりません。
気休めにはなりますが、体験したという
かけがえのない思い出づくりには良いでしょう。

長くやっているのに、私なかなか上達しなくって
という人は、たいてい、2)か3)、または、
2)と3)の間なのではないでしょうか。
限りのある受講料を効率よく使って下さい。
親がかりではなく、ご自分で働いた大切な
お金で受講なさっている方は特に。


それから、ご父兄へ一言
お子さんが受講している間
パターン1):
読書をしている、携帯メールをしている、居眠りをする、
外の喫茶店へ行ったり、買い物をしたりして
受講の場にいない
パターン2):
お子さんの受講の様子を逐一レッスンノートに
記入して家で復習させる時の用意をする、
ノートにメモはしないまでも、一緒に自分が
受講しているかのごとく真剣に見ている、
又は、子供を信用して自分一人でお稽古に行かせる
(私は6歳の時には電車に乗って一人でお稽古へ
行っていた)


どちらの方がお子さんが上達すると思いますか。
もちろん
パターン2)です。
三年生のN子さんがおかあさんに連れられて
やってきました。
ミュージカルのオーデションに受かりたいからという理由でした。
動体視力が発達していないので、踊りを見ても、
最初の1がどうなっているのかを見る能力がありませんから、
最初にどう踊り始めればよいのかわからないのです。
1を判別できなければ、2つ目や3つ目のカウントは
なにをやったらよいのか、わかりませんから、
ともかくも、必要なリズム感を身につけて
動体視力を養う必要があるのです。
しかも、N子さんは旋律で歌うと音が狂うので、まず、
正しい音階が取れないと、ミュージカルの
オーデションは受かりません。
身体も姿勢がまっすぐでなく、ぐにゃぐにゃで、楽な
姿勢をとっているため、どんな動きをしても、
上手に見えません。
ところが、翌日からもう来なくなってしまいましたので、
どうしたのかと思って連絡をすると、娘と相談した結果
あれこれ直すのは大変だから、今のままでいいと
娘が言ったというのです。
それは、楽なことをやっていた方がいいに
決まっていますけれど、音階の取れない音痴や
リズム音痴を放置してしまってよいのでしょうか。
リズム音痴は立派な病気だと私は思います。
すぐに手を打って治さないと、これを一生
引きずることになり、踊りだけではなく、人生の
さまざまな場面で、問題を生じさせる原因になると
確信していますから、通常の父兄は、お子さんが
明らかなリズム音痴や音声音痴の場合は、
全力を上げて治すようにするのです。
その場合、お子さんがそのままでいいと言っても
関係なく、父兄が確固たる教育方針を持ち、
治していく必要があるのです。
例えば、この血清注射をしないと、命がないという
切羽詰まった時に、この注射は痛いけれど、
したいかどうかなど、子供にいちいち聞きますか。
父兄の目で見て必要だと思ったことは、行うことが
大切ではないのでしょうか。
目の前に血清注射があるにもかかわらず、子供が
注射は痛いと言ったから、やりませんと言って
子供を死に至らせますか。
子供の音痴を放置するなど、もう本当に、殺人行為
だと思います。
父兄に確固たる教育方針がない場合、
子供の意思を尊重するという大義名分のもとで
結局子供の教育を放置して、その子をだめに
しているのです。
音痴は1日でも早く治そうと集中することで、比較的
早期に治るのですが、放置すると、治すのに必要な時間が
たくさんかかり、耳を使う勉強、例えば語学学習などの
妨げにもなり、後にお子さんに余計かわいそうな思いを
させてしまいます。
まず、父兄を治したいところです。


ある女性、現在27歳のD子さんは、自称「女優」なのですが、残念ながら女優をしているところは、見たことがありません。
海外のオペラやバレエ団が来ると、舞踏会の場面などで50名くらいその他大勢が必要なのですが、海外からそれらの人々を連れてくるわけではなく、主要キャストの他は現地調達です。
D子さんは、それに出ているのですが、ギャラは非常に安く、コンビニで働いた方が良いくらいです。
小さいころから音楽が嫌いで、不得意だったため、
リズムが取れず、したがってダンスもできず、かといってモデルにはなれるルックスでも、スタイルでもないため、その他大勢専門のエキストラ、まあ、本人に言わせると、女優なのです。
運動神経が悪いから、現在でも自転車に乗れず、
方向感覚がないので、近場へいくのにも、いちいち道を間違えてしまいます。
リズムや音の訓練を人生の早い時期に行った人は、決して方向音痴などにはならないのです。
極限まで耳を訓練して、脳と連結させるとか、目をかっと、見開いて集中して一瞬に情報収集するなどの能力は、非常に本能的な能力であり、動物が荒野で誰の助けも借りずに生きていくさいに必要とされる能力なのです。
人間も、これがある人は、どんどん情報やものや能力や尊敬やキャリアを手に入れるのですが、これがないと、動物は自然界の中で生きていかれないでしょうし、人間も、最低限の生存しかできないのです。
ですから、リズムの訓練がとても必要なのですが、20代も後半になってしまうと、
もうこのままでいいという気持ちになってしまうのでしょうか、全然訓練などしないで、
やれカラオケだ、飲み会だと遊びまわっているのです。
60代、70代の人だって、上達するのだから、どうして、20代のD子さんがやらないのと思いますが、落ちこぼれてしまうと
、自分の意思で、リズム音痴を直そうと思わない限り、もう、そこから脱するのが難しくなるのです。
音が取れないからミュージカルにも出られないのですが、私は女優だから芝居をすると、自分を正当化してしまいます。

小さい頃に落ちこぼれると、明らかに負け組になってしまうのです。
脳が全開で働いていないから、大人になっても、落ちこぼれのまま社会で生きて行くので、もう、気の毒で見ていられません。
言語を使い分けることがいかに大切か。
B子ちゃんは、今年幼稚園に入るとのこと。
日本人のお父さんと、フィリピン人のおかあさんに
連れられて来たのですが、訊ねても、自分の名前も
年齢も言わず(というより、おとうさんが代わりに答え、
子供に答えさせない)、数もよく数えられません。
喋っても、何語を話しているのかが、わからないのです。おかあさんと、B子ちゃんが話しているのを聞くと、
どうも、タガログ語と、英語の単語と、日本語の語彙が
並べられているようなのです。
これは大変、と瞬間思いました。
B子ちゃんは、
何語を話しているのか、自覚がなく
どの単語が何語なのかがわからないのです。
それで、全部混ぜて喋ってしまうけれど、お母さんなら
なんとか通じるのです。
家庭内のリングア・フランカ共通語と、社会生活を
するうえでの言語生活は異なりますから、きちんと
これは、タガログ語、今は英語を話す、お父さんの前では日本語など、きちんと、区別をすれば、3カ国語が
できるようになるのに、どれひとつとっても、
すべて
中途半端で、何語も話せないのと同じ
なのです。
したがって、同じくらいの年齢の他のお子さんとも
お話しができません。
言語を混ぜて使うと便利なので、私もまず相手に
何語ができるのと聞いてから、相手のできる言語の
単語を混ぜながら話すことがあります。
その方が表現が広がるので楽しいからなのですが、
すでに言語が確立してしまっている人なら、それをしても
よいのですが、どれひとつとっても、
まだその単一言語だけでは話せない状態で混ぜてしまうと、
脳の働きが非常に弱くなります。
それが、身体にも影響を与え、足が弱く、ここから
すぐ3メートル先へ行くのにも、床をハイハイして
行くのです。
立って歩けばよいではないですか。
家で、絨毯や、畳の上をゴロゴロ寝転がりながら
育てている様子が目に浮かびます。
移動は、ハイハイか、抱っこなのでしょう。
その程度の距離なら、足を使わせて下さい。
片足で立つと、5秒も立っていられないほど、
筋肉がまるでないのです。これは、大変。
英語の単語をひとつも使わず、すべて日本語だけで
お稽古をして、何度目かのお稽古の後、少し
フットワークができるようになり、筋力もついてきました。しかし、ハワイへ数週間遊びに行くからと、
お稽古をやめてしまいました。
ハワイなんか行かなくていいから、今、この子に一番必要な
基本的なことを学ばせればいいのに。
こういう子供に必要なのは、マリカ・メソードのような
訓練なのであって、海外旅行ではありません。
B子ちゃん、かわいそうに、今頃どうしているでしょう。
多分、幼稚園でも、小学校でも落ちこぼれて.............
 背筋が伸びていない人、老化現象、生涯原人 背中が伸びていない人は放置しないで直しましょう!
落ちこぼれは、大人になるとどうなるか

耳から聞いたことを脳でとっさに判断し、
手足に伝えるという訓練を小さいころに
することがどんなに大切なことか、
わからずに年数が経過してしまい、
あっと
、気づいた時にはもう遅いのです。
今、聞いたことも、聞かなかったことと同じ
という人が大人になると、どうなるでしょう。
指示された内容が瞬時に理解できず、
かなりとんちんかんなことををしてしまう、または、
わかるまで何度も何度も聞き直すため、
人や社会からうるさがられたり、
疎んじられたり、手っ取り早く言えば
相手にしてもらえない。
したがって社会的成功は望めません。
学校の成績も当然良くなかったでしょうし、
学び方も習得せずにきてしまった。
頭を使うことに慣れていないものだから、反応が鈍く、
行動に移せません。
右足出して下さい、かかとは上げて下さい
という指示を聞いて、平気で左足の裏をべったり
床につけて出して平気でいる人のできる仕事は
知れていますから、結局、耳から聞いたことを、
いかに早く身体に伝えて指示通りに
動かせるかということが、人間の
生きるうえでの基本になっていると思われます。
その
俊敏性、反応の速さが「あの人は頭がいい」とか
「あいつはできない」という判断基準に
なるのです。

あなたは瞬間に動けますか。

プロとは、瞬間に正しくきれいに動ける人です。

リズム音痴は治せます


マリカ・メソードは、根気よく基礎を繰り返すことで、
リズム音痴を治す訓練を行います。
大人になってからでも、かなり治せます。
ただし、長期休みが多い方は治せません。
レッスンというより矯正です。

リズム音痴よりもっと大変なのが
かたち音痴
これは時間がかかります。
大人になってから治そうとすると至難の業です。
早いうちに
正しいかたちを身体に浸み込ませる
必要があります。
年を重ねれば重ねるほど症状がひどくなります。
手遅れにならないうちにおいで下さい

かたち音痴でも、リズム音痴でない場合、
振付の順番はとりあえず追えます。
ただし見てかっこよくありません。
上手い踊りという場合は、かたちがきれい
という意味があります。
後にかたちを治さなくてもよいように、最初から
正しいメソードを学びましょう。
ですから、ルイジ・テクニックがおすすめ。
4歳のT君がお稽古に来ました。
おかあさんが、
乳母車に乗せて
連れてきたのです。4歳でしたら、歩いても
いいのに。それに今年からもう、幼稚園へ
行くのですから。疲れるとかわいそうだからと、
おかあさんは、どこへ行くのにも、T君を大切に
乳母車で運んでいるのです。幼稚園へ行ったら
どうするのでしょう。歩いていないため、T君は
運動量が足りないので、仔豚ちゃんのように
太っています。
筋肉を使わないので、身体が弱くて、お稽古を
してもすぐに疲れてしまいます。
ひとつのことを長くやっていられなくて、すぐに
集中力が途切れてしまいますので、15分
ごとに、ジュースを飲まないと続きません。
集中力のあるお子さんは、4,5歳でも、
30分も1時間もずっと通して踊っていて
問題ないのです。
ひとつのことを習得するのに、すごくたくさん
お時間がかかります。ですから、60分の
お稽古で習えることは、とても少ないのです。
たとえ少なくても、きちんと継続していれば、
のろくてもそれなりに上達するのですが、
T君はすぐにお熱を出してしまったり、咳を
したりで、しょっちゅう稽古を休みます。
定着度が非常に低い人が休むものだから、
次回来た時は、
またゼロからやり直しで、
いつまでたっても上達しません。
幼稚園へ行っても、お遊戯や運動会や
、歌や
その他のことも、何でも苦手で、そのうえ
凶暴で、幼稚園で女の子をいじめて泣かしたり
しているそうです。
なにしろ、行動がノロくて、かわいそうなのですが
休ませるので、お手伝いのしようがありません。
このような症状は直せるのに。
私は自分が小さかった時、、風邪で
学校を休んでも、病院で注射を打って
タクシーに乗ってでも踊りのお稽古には
行きましたので、今の自分があります。
風邪を理由に休んでいたら、今、自分は
別の人生を歩んでいたと思います。
ですから、小さなことを理由にして、
学ぶ機会を自分から失くしてしまう人を
見ていると、残念でなりません。
T君は、2年近く所属していましたが、
「小学校へ入ると
勉強が忙しくなるので」という理由でやめて
しまいました。
学校で落ちこぼれているのではないだろうか、
思い出しては心配していました。
T君が落ちこぼれっ子になってしまったのは、
T君が悪いのはないのです。

6年生
の女の子、A子さんは、何回かお稽古をした後、自分の踊りで、直した方がいいところ、
自分のいいところを作文に書いて持って来てくれました。
それを読んで私はショックを受けたのですが、ほとんど漢字がなく、
すべて、ひらがなで書かれていたのです。
6年生と言えば、もう翌年は中学生ではありませんか。
おかあさんに言わせると、学校の成績は非常に悪いとのことです。
いつも一番下だそうで、かわいそうなのでそのことを話題にしないようにと言われました。
塾に行くわけでも、家庭教師をつけるわけでも、上のお姉さんに勉強を見てもらうわけでも
ないようで、まるで
放置されているのです。
踊りのお稽古に連れて来ていただいたのは、本当に不幸中の幸いで、これで何かが変えられます。
動きに数が4つ以上あると、もう、長すぎて覚えられませんけれど、2つだとどうにかできました。
それをだんだんに4つに増やしていく非常に地道な作業からやり始めました。長い踊りは、
集中力が続かなくて覚えられませんからともかく短いものだけをやりました。
右と言われても、どちらが右かわからず、しばらく考えてからやっと右がどちらかを確認する始末。
それでも、ようやく、簡単な短いステップができるようになりました。
学校の体育では、A子さんができなくても、そのまま放っておかれる
ようで、運動神経がまったくないのです。
読書というと、マンガしか家にないとのこと。どうしてマンガを買うのでしょう。
余計に活字が読めない子供になってしまいます。本を読ませて下さい。
買わなくていいから、図書館で借りて下さい。ルビ付きの文章しか読めない子供は
本当の文章が読めなくなるのです。
夏休みなどは母親が、A子さんを連れて、ジャニーズのコンサートや、ディスニーランドへ行ったりしているのです。
そのようなことにお金や時間を使うより、もっと必要なことがあるのに。
この子は、人の10倍くらい時間をかけないと、理解ができないのですから、まず
頭脳と身体を使うことから始めないといけないのです。
A子さん、将来どうするのでしょうか。このようなA子さんにしたのは、お家の人なのです。
お稽古