父兄通信 お稽古について 連絡先メール
これはすでにご父兄の方にお送りした内容です。
他の方にもあてはまる部分が多々あると思いましたので、参考のために掲載します。  
  XXXちゃんのおかあさんへ、

昨日は2レッスン連続、よく頑張りました。

フラップとかシャッフルの基礎をきちんとマスターしないまま、とりあえず「タップができる」
ということで、これまできてしまったところがあると思います。
シャッフルの引きが甘いと、音にならず、フラップの最初のブラッシュの角度が大きいと
シロウト・フラップになります。
それを徹底的に直しました。
頭ではかなり理解してきています。
踊りが重いので、全体的に足の展開位置が下になり、
したがって踊りが低く、手を抜いているようなフラップになっているのです。
縄跳びをしているのは、とても良いことです。
3日坊主になっていなければよいのですが。
縄跳びの感覚があると、タップが上手くなります。
クリスタル・タップはバレエ・タップなので、引き上げが大切です。
サイド・フラップ、バック・フラップ、それからフラップ・ターンに展開しましたが、
ターンはバレエの基礎ができていないとスピードがつきません。

ジャズは『サテン・ドール』をとりあえず終えたので、その延長線上にある
5拍子の『ミッション・インパッシブル』に入って2回目です。
長さ的に短いのですが、スピーディーな踊りなので、
軽々動かないと、踊りが重くなります。
引き上げて上へ伸びるところで癖で膝を曲げていたりするので、
踊りが下へ落ちているのでしょう。
『サテン・ドール』の首の使い方をいまいち間違えて覚えているところがあり、
それが『ミッション・インパッシブル』にも持ちこされているため、
直しましたが、どうしても反対側にする癖がついてしまっているので
何カ所か直っていないところがあります。
どことどこかということは、ご本人がよくわかっていますので
次回拝見する時には、直っていることを期待します。
ルイジのジャズ・バレエのレパートリーである『サマー42』も一度曲で流しましたが
レパートリーの修得というよりは、ムービング・エクササイズとして行いました。
それをするには、まず、身体全体を軽くしないといけません。
冷房を消して汗を出すという生活パターンになってきているようですので、
これで毎回お風呂で油分を1日に何度も石鹸で洗うようにすれば
かなり身体がすっきりするでしょう。
太って見えないような洋服を着ることも必要でしょうけれど、
脂肪を落とせばどんな洋服を着ても平気なので、
燃焼して洗う」という方法が一番効果的でしょう。

勉強に踊りに、両方頑張って下さい。
くれぐれも、どちらかを犠牲にすることがないように、
両方しっかりやって下さいね。
吉永小百合さんも、薬師丸ひろ子さんも、ちゃんと大学を出ているのですから
きっと両立できます。
先日の大特訓のご報告まで。マリカ 
 おかあさん、
XXちゃんの音程がずれるのが気になります。
音階がわからないようです。
耳で聞いても、その音を自分で再現できないのです。
自分で勝手に好きな音で歌ったりしたら、音痴だと言われてしまいます。
口を開けない、はっきり発声をしない、のどをつぶして声を出す、
普段必要ないのに口を開けている、食べる時に唇を閉じない、口のまわりの筋肉がないから
表情が乏しいなど、全部、セットになっている
のです。
今日は、音を取っていただけるようにしましたら、5音階まででしたら、どうにかできるように
なりました。
最初は、3音階もできませんでした。

できれば、ピアノの先生につけるなどした方が本当は良いのですが。
音楽の勉強をさせると将来のためになります。
音痴だと人から後ろ指を指されるのは辛いことです。
だんだんお友達がいなくなったり、バカにされていじめに遭ったり、
いろいろ弊害が出てくると思います。
音楽の授業や学校の合唱コンクールや、日々の校歌を歌う時でさえ、隣で歌うお友達から
疎んじられます。
「全体のハーモニーが損なわれるから、お前は声を出すな」と学校で言われたり、自分だけ劇や
合唱のメンバーに入れてもらえなかったら、精神的に打撃だと思います。

お家であまり音楽を聞いていないとのことですが、クラシック音楽をかけっぱなしにしないと
だめですよ。
テレビは絶対につけない、名曲と言われる曲を常にかけていて、
曲目を当てさせるなど、なにか手を打つようにして下さい。
音痴矯正は何度もやらないと無理ですから、1日で直すということはできません。

以前、ジャニーズを受ける男の子で、ひどい音痴の子がいましたが、
のどを閉めて、肩で呼吸してしぼるように間違った音階で歌っていました。
音階が最初は1音階しかありませんでしたが、
最終的には1オクターブすべて出るようになりました。
当時は毎日来て1時間やっていましたから、そればかりやっていると、声帯がそれに慣れて、
正しい音が出るようになるのです。
間違ったらすぐに直して、正しい音を何度も聞かせて自分で出させることで可能なのです。
ところが、3週間休んだら、また、元の音痴に戻ってしまいましたが。
続けていれば、そこそこには歌えるようになったのに。
ジャニーズはルックスだけで審査は通りますが、その後、歌えないと通用しませんから。
XXXちゃん、かわいそうですから、音痴矯正してあげて下さいね。
子供の音痴は子供が悪いのではなくて、親の責任です。マリカ 
 おかあさん、
XXちゃんのタップを担当したのですが、以前、できていたことができなくなっていてびっくりです。
ブレイクが早とちりしてしまい、音がずれてしまいます。
回転が反対の足を軸にしてしまいます。
間違ったやり方で何度も練習していたのか、違うやり方が足に定着してしまった感じです。
正しいものに戻さないといけません。
今回は直すところが多すぎて、先へ進めなかったばかりか、前回のレベルに戻せませんでした。
毎週いらしていた時にちゃんとできたステップが失われてしまっているのです。
稽古がいかに大切かわかります。マリカ
 >XXにはいろいろ克服しなければならないところがありますね…。

天真爛漫自然児のXXXちゃんと比べると、屈折している分だけ、たくさんあります。

>XXはリズム感や集中力、動体視力はどうなのでしようか?

集中力はXXXちゃんの方が上です。
XXちゃんは、すぐに抜いたり、切ったりするので、継続性がないのです。
これから先、なにをやっても、XXXちゃんの方が上手くなり、様々な分野で抜かれると思います。

>家でもいろいろ素人ながら教えることがあっても勉強ならすっと出来るので脳では
わかっているのでしようが、体を使うと同じ間違いを何度もしてXXはやる気をなくし、
私はイライラして諦めになってしまいます。
どこの辺りを一番最初に治すべきなのでしようか?

もちろん、音痴矯正です。
音と運動能力は連動しているのです。
音階と頭の回転は数学の領域です。
何度もやると、XXちゃんは、できます。
ただし、こちらが忍耐強くならないといけません。
XXちゃんは、音階をきちんと区別できずに、境界線が甘いのが問題です。
音痴矯正をすればいいのにと思います。
あのままですと、そのうち、いじめの対象になりますよ。
顔の表情の豊かなXXXちゃんは、いじめの対象にはなりません。

>試験があるんですね…。
試験結果、携帯でも確認できました。
母や姉も受けたのですね…。

結果を見ると、今後のことがわかるのです。
2回目にチャレンジして良くなっている人もいますよね。
悪くてもそのままにしている人もいるわけで、
自分から2回目をやらせて下さいと言った時点で、
その人はすでに伸びているのです。
小学生の子供なのに、お父さんより良い点数を取る子供がいたりして、
実におもしろいです。
父兄の点数がいい場合は、子供の踊りも上達します。
点数の悪い親は、悪い評価に慣れているので、
子供の踊りも上達しないままやめさせて、評価の悪いことに慣れさせます。
非常におもしろい傾向だと思います。
これは踊りだけではなく、勉強全般に共通しています。

叔母様にお目にかかりましたが、表情の明るい、素敵な方でした。
ですから、ままもきっと、楽しい方なのだと思います。
XXちゃんの表情がないことについて、何か思い当たることはありませんか。
これまでに何人か、そのような表情に乏しいお子さんに接したことがあります。
小さい時に抱っこが足りなかったとか、文学やお芝居、子供向けのちゃんとした文化に
接していますか。
グリム童話を読んでいればドイツ、イソップを読んでいればギリシア、
アンデルセンを読んでいればデンマーク、アルプスのハイジが好きならスイスが
わかるはずなのに、そのいずれも知らないのは、読書を通しての
情操教育をしていないからということはありませんか。
私は小学生の時、ヨーロッパ33カ国の国名と首都、国旗をクレヨンで画くのが得意でしたから、
今のお子さん(大人も)を見るとビックリしてしまいます。

XXXちゃんは、私は心配していません。
自分から掴めるお子さんですので。
(私と同じ)小さいので、バレ-・ボールでは、
選手としてそこそこまでしかいかれませんから、
地元でバレエでも習わせたらいかがですか。
スター性がありますから、どんどんかわいくなっていきますよ。

歯は4日磨いたからといって一生健康な歯でいられるわけではなく、
その4日間だけが健康なだけです。
脳の訓練も同じです。

お嬢さんのことは、おかあさんにお任せいたしますから、どうぞ、
後になってお子さんが悲しむことのないようにしてあげて下さい。
ご健康をお祈りいたします。マリカ
  

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